2003年3月2日 ZIPANG最終興行

Adios! ZIPANG

バトルスフィア東京大会大会観戦記

 

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 この日は凄い雨。しかもかなり寒い。寒いので、早めに竹ノ塚で前オフ(理由はこじつけだが)、この店は17時前からやってるのはいいのだが、生ビールが550円ってのはちょっと高いなぁ。で適当に飲んで結局、また生4杯。ちょうど時間を18時をちょうど回ったので、タクシーで移動・・・・仕様と思ったら、タクシー待ちは凄い行列。おぉ、雨の日はタクシーが混みまくりなんだねー。竹ノ塚ってとろは。勉強になったよ。仕方ないので、バスに乗って保木間中央とかのバス停で下車。そこから徒歩5分くらいかけて、バトルスフィアへ。

 ポロロッカで買い物し、18:30頃に到着したけど、まだ開場してなかった。でも、雨の中、20人位のお客さんが並んでいたかな。で、ほどなく開場。お客さんは100人位だったか。席は結構埋まっていた。なにやら、遠くから遠征してきてる人も多いような感じ。やはり最終興行だけあるねぇって感じですね。会場内には売店が、ナイトメアの売店と、ZIPANGの売店が。あぁ、そういえば、パンフ買いそびれた。どっかで売ってくれないかな。あと、ビデオがいっぱいあったけど、売れていたんだろうか?こっちも買いそびれましたわ。

 という訳で、19:15位かな?試合開始っつーか、HDCの入場式があったのは。紙芝居の内容は忘れてしまった(笑)。あと、地球外生命体(弟)がかなりへばっていた。地球に移り住んで3年近くなろうっていうのに、未だに地球の重力になれていないのだろうか。

HDCのコーナー開始。 その間も死んでいた弟。

 

 

第1試合

○ケン片谷 vs ×男色ディーノ

 CMA提供試合。いやー、いい試合でしたねー・・・。わはははははははは。すんません寝てました。申し訳ない。デジカメも一緒に寝ていたようで。まぁ、見事に画像がございません(笑)。

 

 

第2試合 トリプルマッチ

アジアンQoo vs I AM MORI vs レディ・パワー1号

 いやー、という訳で、1号の入場時にぶつかりそうになったか何かで目が覚めたよ、私は(笑)。1号は久しぶりの登場ですねー。初登場時と同じマスクで、悩殺ファイトは健在でしたね。ちなみに、場外には2号もセコンドにいたので、技の1号、力の2号が夢の揃い踏みでしたよ。試合は、MORIがレフェリーのグレースに暴行して反則負け。1号を贔屓していた?ので怒ったらしい。で、誰が最終的な勝者なんだったっけか?
今日はスタナーは1発だけだった。 ヒップアタックも出た。
何やらMORIが攻められるシーンが目立った。 最後はレフェリー暴行でMORIが反則負けだったような。

 

 

第3試合 ファントム船越、西野湧喜 vs ×ジーク・フリート、マスクド・ハルコン

 なんといっても、この試合のみどころは谷津ですね。途中で、西野が繰り出したブルドッキングヘッドロックと監獄固めに一部の観客が過剰に反応(笑)。当然、西野は監獄固めの時に例のアレを忘れなかった。そして、ファントムと西野もSP時代の血がよみがえったのか「谷津!?おぉ、谷津だよな!」と叫びながらテンションが高くなっていた。しかし、途中で誤爆シーンもあり、仲間割れしそうな雰囲気も醸し出していたが、なんとか最後までチームワークは維持したのだった。で、最後は、ジャパニーズレッグロールクラッチかと思ったら、ファントムクラッチという技だったようですな。
ハルコンさんの関節技 ファントムも負けじと卍固め。
西野のラリアット これがファントムクラッチなのか?

 

 

第4試合

怨霊、吉田和則 (怨霊クラッチ) ×地球外生命体(弟)、ブラック・ヘブン

 第3試合の谷津に呼応してか、今度は弟に長州が乗り移った。両手を大きく回しながらのリキラリアットや、さそり固めなどを繰り出した。更には、ジャパンプロレス時代の合体殺法を彷彿とさせるダブルの攻撃を繰り出したりもしてたなと。対する、怨霊組は、なんつーか、新旧クルーザー級のチャンピオンタッグって事で何気に豪華かも。特に吉田はよく飛んでいたな。最後は怨霊クラッチ。
怨霊、吉田のタッグが実現。 ブラックへブンの逆エビ。
弟に長州が乗り移った。 サソリ固め。横アリに届け!
吉田のミサイルキック。 ジャパンプロレス時代を彷彿とさせる合体攻撃。

 

 

 ここで10分間の休憩。。。。。。と言いながら、結局は30分程だったかな。まぁ、ZIPANGらしいかなと。それにしても、外は凄い雨っすよ。そして会場内は寒いし。空調の前にいても一向に暖かくならないっすね。適当にウダウダ喋りながら再開を待ってました。結局、メインイベント開始は21:10位だったかな。これもZIPANGらしくっていいかと。

 そうそう、PWC残党軍ってどうなったのかね〜?と今更ながらに思い出してみたりして。

 

 

 

 

メインイベント ベネズエラ式シークレットバッグマッチ

△足立知也 (両者リングアウト) △ヘブン

 何がベネズエラ式かというと、四方のコーナーに凶器の入ったバッグがぶらさげられていて、それを自由に使っていいという、何がでるかな?形式のデスマッチらしい。初めて聞いたぞ。そんな形式。まさに世界は広い言うか、まだ見ぬ強豪って感じですね。

 ベネズエラの袋から出てきた侠気は、ビニールの手袋、泡たて器、あとなんだったっけ?とにかく、地味ーな凶器ではあったが、それもまぁ、よろしいのでは。

足立の得意技 ヘブン様のパンチ。
パイルドライバー。 出てきた凶器は泡立て器だった(笑)。泡立ては万国共通なんだな。
足立のロープ渡り。 この凶器はなんだったんだろう?
足立のダブルニー(多分)が決まる。 ヘブンさまもウラカンラナ(多分)を決めそうな写真の予感。

 

 

延長戦 △足立知也 (両者リングアウト) △ヘブン

 いろいろあって、試合は場外乱闘に。カウントが進む進む。カウント13位からは一緒に数える観客多数(うそ)。そして、試合は両者リングアウトですよ。いやー、素晴らしい。やはり最終興行のメインはこうでなくっちゃ。しかし、納得いかなかった足立とヘブンさまは延長戦を要求。OKOK気が済むまでやろう。ここには板橋のようなうるさい管理人のおじさんはいないからね。でも、ゲストで呼ぶという手もあったかもね。

 

 

再延長戦 △足立知也 (3分時間切れ引き分け) △ヘブン

 しかし、延長戦も結局、両リン。しかし更に納得いかない両者は再試合を要求。5分でどうだ?7分にしよう。間を取って、3分って事に(笑)。しかし、この2人には3分は短すぎた。再試合もあっという間に時間は過ぎて、結局引き分けに。ZIPANG応援ページ「熱風」によれば、この2人の闘いはトービーコンティニュード、フォーエバーだ。と足立が言ったらしい(覚えてないのかよっ!)。ちょっとね。でも、それはそれでいい感じだ。
飛ぶヘブン様。 また両リン(笑)。
果てしなく乱闘は続くのですよ。 グレースのカウントが進む。
どの試合の写真か分からなくなったわ(笑)。

 

 

 

 最後は全選手がリング上に登場。マイクはあったっけ?でも、ここでも結局、大乱闘に。なんかでも、みんな楽しそうに乱闘してたって感じですね。ZIPANGの最後の余韻を楽しんでいるかのように。で、伊藤こーへーが各選手を一人一人コール。乱闘していた選手も名前を呼ばれるとリングに上がって客席に一礼して花道を帰っていくという演出。最後に足立が去っていき、ZIPANGは5年?の歴史に幕を降ろしたのだった。
全選手がリングに登場。 でも、すぐに乱闘。
ファントムも凄い気迫の表情で乱闘。 西野湧喜も。
足立とヘブン様の闘いはこれからも続くのだ。 最後に足立がリングから去っていった。

 

 

 いや、なかなか面白かったですね。特にメイン。ZIPANGらしいっていうか、いい感じの巻く引きだったのかなと。ちゃんとケジメを付けたってのはいい事だね。ま、プードルちゃんとかコンサドーレとかも見たかったけど、仕方ない。いつかどこかで見る機会があればいいかなと。という訳で、ZIPANGありがとうっ!てね。