7月19日 ZIPANG板橋大会観戦記

 

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 会場に到着したのは19時ちょうど。お客さんの入りは結構いい感じ。やはり地球外生命体効果かな?最終的にはほぼ満員かな。ま、100人位だろうけど。19時をちょっと過ぎた時点で入場式開始。今回は前回終了時間が延びた事を考慮して全4試合との事。入場式にはNOZAWAを除く正規軍&女子&外人がが参加。足立が挨拶って事で、ラッキーボーイ退団の事や、今回の参加メンバーについてなどを語っていた。

 それにしても、HDCの入場式はないの?と思っていたら、HDCコーナーらしきものがあるとの事。ドロンボーのテーマで登場してきた、 ヘブン様率いるHDC。でも、今日はちょっと少ないぞ。ジェットフリーザーとジークフリードしかいない。つー訳でヘブン様は、マイ クで前回のあらすじの説明。それもただの説明ではないぞ。紙袋か ら何やら取り出すヘブン様。嫌な予感(笑)と思ったが、予想通り、 手書きの絵だった。そういう訳で、紙芝居形式の説明になったのだった。ヘブン様曰く「アナログでいこう」との事。

 まず、1枚目の絵には、前回ヘブン様率いるHDCがZIPANG勢を蹴散らすシーンが。そして、2枚目。オーストラリアのエアーズロ ックの写真が。地球外生命体とコンタクトを取るべく、オーストラ リアに飛んだとの事。その写真には、実際にコンタクトを取ったと 思われるUFOの写真も載っていた。そこで、コンタクトに成功したHDCは、なんとフロリダに飛んだとの事。そのフロリダで選手の捕獲に成功。第1試合のXとして登場するらしい。その選手が目隠しをされたまま、ジークさんに捕まれられて無理やりリングイン。 かなり嫌がっているぞ。あまり大きくない外人。アロハシャツに短パンというほとんど普段着。名前は、WHO AM Iだそうな。確かに、あんた誰状態だわな。

ヘブン様劇場? 前回の試合の模様。ヘブン様、大活躍の巻。
オーストラリアでUFOとのコンタクトに成功 見ての通り、どこから見てもフロリダ。ここで助っ人を調達
その助っ人がこの男。名前はWho am I

 

 

第1試合

○山下義也、佐野直(6分位 体固め)ジェットフリーザー、×WHO AM I

 最初はかなり嫌がっていたWHOだったが、徐々にやる気になったっていうか。でも、出した技はフライングラリアットくらいではなかったかね。5分過ぎにバックドロップとかを食ってピンチなWHO。最後は2で返していた様にも見えたが、グレースが無理やりカウント3を入れたって感じ。危険だから早めに止めたって事かな?


 試合後、義也がマイク。「おぃおぃ。こんなんじゃ物足りないぞ。コンゴ・ザ・ダークナイトを連れて来い。山下義也対コンゴ・ザ・ダークナイトを組め」と無理な要求。いやいやいや、別に無理でもなんでもないか。何を言ってるんだろう、私は(笑)。で、一部の観客から「おぃおぃおぃ」という突っ込みが入ったが、理由は不明だ(笑)。でも、実現すればかなり夢のカードではないだろうか?

Whoのフライングラリアット。こればっかだったな。

 

第2試合

○美咲 vs ×倉垣

 選手は一生懸命やってる様だが、悲しいくらいに客が沸かないね。個人的には宮崎とか、並木ちゃんとかLP2号の方が見たかったな。

 

 ここで休憩。10分位。

 

 

 

 

セミ

○NOZAWA、菊澤 vs ×アルカンヘル、スタルマン

 アルカンヘルは開始早々、「シィー」連発。今回はスローバージョンの「シィーーーーーー」も含め、数え切れない位の「シィー」を繰り出す。それにことごとく反応する一部の客。確かにパブロフの犬と呼ばれてもしゃあないな。
 試合は20分を超える激戦。NOZAWAがいい動き。ひねりを加えたブランチャも出していた。最後は、スタルマンが抑えたNOZAWAにアルカンヘルが攻撃を加えるが、なんと(というか予想通りとも言う)誤爆。そこをNOZAWAが押さえ込んでフォール勝ち。

 試合終了後、アルカンヘルとスタルマンが口論。「アルカンヘル、マスカラコントラマスカラ」。帰ろうとするアルカンヘルにスタルマンが更に「コワイ?」客席からは勝手に「コワイダロウ」との声も。更に「ファイブミニィツ」と5分間の試合を要求したが、アルカンヘルは帰ってしまったんだった。やはり、マスカラコントラマスカラは、時期尚早という事だろう。

 いや〜、たまりませんね、この展開。期待通りというか待ってましたっていうか。あの、ルナパークで毎日の様に行われていた、このやりとりが、20世紀が終わろうとしている今になっても、いまだに時期尚早とは驚いたというかなんというか。ルナパークは96年だから、約4年たっているのだが、いまだに色あせないというか、あせようがないというか、このままずっとやって欲しいね。うれしかったよ。とにかく、このマスカラコントラマスカラは21世紀残さなくてはいけない20世紀の遺産の一つである事は紛れもない事実であろう。

エストレージャ。グレース中に入らないとだめだってばさ。 NOSAWAのひねりを加えたブランチャ。 マスカラコントラマスカラ

 

 

 

第3試合

○山下義也 vs ×ラッキーボーイ

 ここで15分の休憩。おぃおぃとも思ったが、まぁ。いろいろ事情はあるやね。会場外の売店では、埼玉のチケット売り場やブシドーさんの五郎ちゃんに無断のベルトレンタルや、佐野の愛犬himeとの写真撮影会(500円!!)などが地味に行われていた。ちなみに、飛田の第nana戦の対戦相手は怪獣?らしい。
対戦相手は怪獣? どっちも高いよ。

 

 

メイン

○足立、クーガ−、ハルコン(ラ・アダチータ)×地球外生命体、ヘブン様、吉田

 最初に地球外を除く5選手が登場。最後に地球外は未知との遭遇のテーマに乗って登場・・・・・・と思って待ち構えていたら、なんと正面の入り口から、担架に乗せられて入場。毛布で隠された地球外の姿はなんとも神秘的。選手がコールされる間もリングに横たわったままの地球外。紙テープに埋もれているぞ。そして最後にコールされた地球外。ヘブン様がゆっくりと毛布を取り除くと地球外はゆっくりと手をあげてそれから上半身を起こしていく。ようやく起き上がった地球外生命体。銀色の体に巨大な目。そして頭から首にかけて触角の様に伸びているものが数本。いや〜、見るからに地球外生命体ですな。なんか首から下はウンモ星人に似てる気もするが、おそらくご近所同士の星なんだろう。
登場したが寝たままの地球外 ヘブン様が毛布を取り除く
恐る恐る覗き込むZIPANG正規軍 むくむくっ
おぉ、起き上がったぞ。 そして遂に立ち上がったチーちゃん。

 

 さて、確か地球さんは、いきなり試合に先発した様な気がするな。先発したはいいが、リング上でのちーさんの動きは極めてスロー。おそらく、重力が違うためだろうと推測される。まぁ、重力が違うんじゃしょうがないよねぇ。不可抗力だからさ。でも、後半は重力にも慣れてきたようで(そんな短時間で慣れれるものか?)、動きは少し速くなっていたぞ。
まるでジジババダンサーズの様な動きだ。 カットに入る時もスローモー。

 

 

 試合は、5人連続空中戦などもあってか、いい感じ。地球外さんも、TAKAの様なブランチャを披露。これぞまさに、宇宙人ブランチャだよね。しかし、終盤になるにつれ、心なしか足手まといになった感があるぞ>地球外生命体。おそらく長時間の移動で疲れているのでは?とも思われる。ひょっとして深夜バスで移動だったのだろうか?ハルコンさんのパワーボム、クーガーのダイビングヘッドを食らい、最後はラ・アダチータというメキシカンストレッチでギブアップ負け。やはり、いくら地球の外から来たとは言ってもメヒコには敵わないって事かねぇ。
吉田が飛んで 足立がケブラーダ
ヘブン様はノータッチトペコン クーガも負けじと飛ぶ 最後は地球外だけに宇宙人ブランチャ。
地球外は少女マンガの様に目が大きいな パワーボムを食らい 足立のメキシカンストレッチにギブアップ

 

 

 つー訳で、グロッキーのちーちゃんは、コンゴにおんぶされて控え室へ。そういや、コンゴはメインの時だけセコンドにいたな。今まで何をやっていたんだろう?

 試合後、吉田に裏切られたヘブン様だったが、次の助っ人を既に用意済みとの事。その名はなんと、ジャイアントヘブン。例によってイラストで観客に紹介していたのだが、あまりにジャイアント過ぎて顔が描けていない。おそるべしジャイアントって感じだな。
 つー訳で、終了は21:20。まぁ、前よりは早いか。

やはり重力との戦いは難しい。 まぁ、ジャイアント繋がりって事でね。 ヘブン様は今日はちょっとお怒りモードか?

 

 

 まぁ、面白いっつや、面白いんだけどね。ヘブン様も一時の冴えが無くなっている様にも思えたが、気のせいだろうか?それでも、面白かったけどね。シーもあったし。でもまぁ、観戦記を書くのに時間が掛かってしまったって事は、筆が進まなかったって事で、そういう事かな、私の中では。ま、前回前々回と比べるとちょっと落ちるかな?って感じ?ま、感じ方は人それぞれだからね。次も行くよ。