4月27日 ZIPANG下北沢大会観戦記

 

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おことわり:観戦記を書くにあたり、プロレスカフェの雨のちVサインさんの観戦記と、ワンダーマンさんの観戦記を参考にさせて頂きました(カードとか覚えてなかったもんで)。どうもありがとうございました。勝手にリンク張って申し訳ございません。

 

 18時ちょっと過ぎに会場入り。会場の隅っこのグッズ売り場には、なんと、佐野直Tシャツが。限定10枚で、しかもシリアルナンバー入り。これは超レアなTシャツだ(^^)。私は買わなかったけど、瞬く間に売れていき、ほぼ完売になったのではなかろうか?クーガーTシャツやヘブンの写真なんかはあまり売れてなかったが。
これが噂の佐野Tシャツ。モデルは佐野ブラザースのみなさん(笑)。

 観客は100人位かな?DDTの時よりは少なかった。
 第1試合の前に、全選手入場式。クーガーがメインで対戦する足立に向けてマイク。「俺が負けたら、ジパングに入ってやる。但し、お前も何か掛けろ」。足立は「俺が負けたら、次の興行から第1試合で試合してやる」と発言。なんか釣り合わない条件の様にも思えたが、クーガーは納得した模様。
 会場内には、マスコミらしいカメラマンが一人。ナイタイかな?会場内には週プロの記者もいたが、果たして記事は載るのかな?

 

第1試合 ○スモーマン(のど輪落とし?)×佐野直

 Tシャツの売れ行きも上々で張り切る佐野だったが、体格差は如何ともしがたい。前回の国プロでは、動きが良かったが、この日の佐野は、技のキレがいまいち。
 スモーマンは、スパインブリーカーオブジニアスを繰り出し、最後はSTO風の様な態勢から、のど輪落としでピンフォール勝ち。
 試合後、スモーマンはマイク。「燃える闘魂は逃げたけど、俺は逃げないぞ、ジニアス!!」とジニアスに対戦要求。果たして、この対決は実現するのだろうか?
スパインブリーカーオブジニアスを出すスモーマン。ジニアスへのメッセージか?

 

第2試合 ○マスクドハルコン vs ×ハイパーグレネード

 メヒコな試合。フィニッシュはなんだったっけかなぁ?

 

第3試合 ○ペルセウス (反則) ×エキサイティング吉田

  なかなかの好カード。ペルセウスは、上半身の筋肉が凄い。
 試合は、吉田のダイビングギロチンが出たが、どっちかというと、ペルセウスのペース。終盤レフェリーのカウントに文句を付けた吉田は、レフェリーに暴行。更に、毒霧をレフェリーに吹いて反則負け。
ペルセウスの吊天井 吉田のダイビングギロチン

 

第4試合 西野、×ブシドーV3 vs ○タケル、月岡

 タケルがライガーボムでV3からフォール勝ち。しかし見所は試合後!
ペルセウスと江川が乱入し、タケルと月岡をリング下に落として、「明後日の八王子でお前らを潰すからな。」江川もマイクを持って、それに追随。しかし、秀逸だったのはタケルのマイク。

「このトルネード月岡と、パパになるこの俺が、お前らを潰してやる!!」

と宣言。場内からは「パパ」コールが。そして、タケルは、四方に向かってカブキ直伝の「エイエイオー」4連発。素晴らしいなぁ、タケルにこんなマイクの才能があったなんて。ちなみに、タケルは12月にパパになるそうで、おめでとー。そいや、会場にはママも来てたなぁ。

パパのスモーピオン。さすが元東京プロレス パパのミサイルキックが健介の胸元にグサリ

ここで休憩。

 

セミファイナル

 ヘブン、スパイダー vs ダークナイト、ジークフリート

 なんつーかねぇ、ジパングの観戦記が書きにくいのはねぇ、選手の顔と名前が一致しないって事があるんだよね。マスクマンが多すぎるって事もあるかな?ダークナイト、ジークフリードとかどっちがどっちなんだか?
 今回の観戦記も、インターネットのプロレスカフェとかの書き込みを見てカードを確認した位だし。ゲレーロディアブロに似てるのはどっちだっけ?
 取り敢えず、スパイダーは昭和っぽいって事で理解出来たんだが(^^;。
ヘブンのムーンサルト スパイダーの卍固め、意外とクラシカルなファイトだ

 

 

メイン

○アジアンクーガー (レフェリーストップ) ×足立

 足立は気合い十分、序盤からブランチャ等を繰り出し、果敢に攻める。しかし、徐々にスタミナが切れたか、クーガーの攻めが目立ちはじめる。
 クーガーは相変わらず、危険度大のノータッチトペコンを放つ。頭から、突っ込んでいったので、かなり心配だったが、次の瞬間何事もなかったかの様にスクっと立ち上がるクーガー。どういう身体してるんだ。素晴らしい。
 更に、コーナーから場外の足立に向かってトペコンを放つクーガー。
足立が我々の目の前でダウン。足立は立ち上がりながら「負ける訳にはいかないんだよぉ!!」と絶叫する。気合いだ足立。
 終盤、ドラゴンやジャーマンでクーガーを攻め込んだ足立だが、惜しくもカウント2。最後は、STFの様な感じで両足を極めて、顎を持つ技で(クーガーロックだっけ?)、レフェリーストップ。足立はギブアップしなかったが、仕方ないだろう。
クーガーのノータッチトペコン 足立もメヒコ流の技で反撃 エプロンに出した足立の首目掛けてクーガーが場外へギロチンドロップ
トップロープからのトペコンが目の前に飛んできた 足立もジャーマンで攻め込むが惜しくもカウント2

 

大の字でダウンしている足立を尻目にクーガーがマイク。「足立、第1試合楽しみだな。(ジパングに)入ってやるよ。ジパングは俺が守る!
と突然のジパング入りを宣言。そして、リング上のヘブンやスパイダーにも「やるか!!」と問いかける。クーガーがジパングに入ったら、足立とヘブンはまずいぞ。抜かれちゃうかも。
 ようやく立ち上がった足立もマイク「俺達は、プロレス界に要らない人間かもしれないけど・・・・」ファンが一斉にそんな事ないよと声援を送る。最後は、「俺について来い!!」と絶叫して締める。
クーガーがジパング入りを表明 足立は気合いのこもったマイク

 

 いやいや、面白かった。確かに、身体も出来てないし技も未熟かもしれない。でも、気迫は伝わって来た。メインはいい試合だった。満足させてもらった。次、いつやるか分からないけど、近いうちにやって貰いたいもんだ。