WWS
World Wing Spirits

2003年4月18日 板橋産文ホール大会 観戦記

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 18:40頃に開場。やはり中にはリングはなく、マット状態だった。何やらWWSでは、マットのことをなんとか形式とかと呼んでいるみたいだが、忘れてしまいました。

 で、リングサイドには椅子が2列とか3列とか。お客さんは100人位いたかな?会場の隅にはドリンクコーナーが。伊藤こーへーの説明によれば、チケットにはワンドリンク分の料金が含まれているとの事。発泡酒かウーロンハイかを選択できる模様。でも、ワンドリンクって〜のは、話が違うぞ(笑)。まぁ、最終的には余ったとかで、おかわりしちゃったけどね。

 時間はちょっと遅れて19:15に試合開始。何やら今日のお客さんはある意味で出来上がった人が多いのか?なんか伊藤こーへーのルール説明にかなり盛り上がる。なんか、コロッセオバブル期の埼玉のようなノリかも。

一人ワンドリンクっつー事だったが、最終的に余ったとかでおかわり自由でした(笑)。 やはりマットでした。

 

 

 

第1試合 ○ザ・ウルフ vs ×原田一輝

 新人、原田のデビュー戦?エキシビジョンだったっけ?原田はかなりの巨漢。将来が期待できるかも。試合はウルフが先輩の意地を見せ、最後はスリーパーでギブアップ勝ち。

ウルフはビールを持って乾杯しながら入場。 お客と談笑し始めてなかなか試合をしようとしない(笑)。
原田が襲い掛かる。 関節技で攻めるウルフ。
マウントの体制になったりしたが。 最後はスリーパー?でギブアップ。

 

 

 

第2試合 ○高田慎一 vs ×マルクド・インベーダー

 当初の予定では赤犬が参戦予定だったが、前回の興行(12月?)の評判が芳しくなかったとのことで参戦取りやめになったとの事。急遽、CROWNからマスクド・インベーダーが参戦することになったらしい。

 インベーダーをヘッドロックに捕らえたバンジー。インベーダーはロープに振ろうというしぐさを見せると、客席からはロープに触れとかロープが見えるよみたいな野次が。まるで埼玉ののようなリアクションだ。その声援に後押しされて、見えないロープを使ってのロープワークや、見えないロープのリバウンドを使っての急所攻撃を出したりしていた。それにしても、今日のインベーダーは急所攻撃が多かった。レフェリーのブラインドをついたり、アキレス腱固めを繰り出しながら急所を足で刺激したりと、いろんな引き出しを持っているようで。最後は、バンジーが逆のさそり固めみたいな業でギブアップ勝ち。

赤犬の代打として急遽登場したインベーダー。 ヘッドロック。
インベーダーは執拗に急所攻撃を繰り返していた。 ドラゴンスリーパー。
水面蹴りでインベーダーをダウンさせて・・・ 最後はリバースのサソリ固めみたいな技でギブアップ勝ち。ドラグライザーというらしい。

 

 

 ここでリング調整のためしばらくの休憩。短めのという話だったが10分くらいあったかな。発泡酒ゲット。

 

 

第3試合 ×高瀬 vs ○シャーク土屋

 シャーク土屋は「か弱い女の子」である事を、必要以上に強調(っていうか客に強要していたのかも)していた。か弱いながらも、果敢に有刺鉄線竹刀攻撃や椅子攻撃などを繰り出して、最後はパイルドライバーでフォール勝ち。
か弱いので力比べでも全然敵わないシャーク土屋。 か弱いチョップ攻撃に高瀬がのけぞる。
有刺鉄線竹刀攻撃。 椅子チャンバラは土屋が打ち勝った。
最後はパイルドライバー。

 

 

第4試合 ○渡辺えりか vs ×米山香織

 渡辺えりかは初めて見たな。米山はIWAJとかで結構見てるかも。試合はなかなか面白かったかも。
向かい合う。 締め上げる米山。
アキレス腱固め。 片逆エビを狙う米山。
フィニッシュはキャトル。

 

 

 

 ここで休憩。発泡酒が余っているとのアナウンスに殺到する観客(笑)。ウーロンハイのお替りをいただく。休憩中にJWPの渡辺えりかが、「JWPのチケットいかがですかー?」と大声を上げたところ観客の注目を集めてしまった。そこに伊藤こーへーが駆け寄り、マイクを渡して、出張版「えりりんの部屋」が開催された。そっかー、こういうコーナーやってるんだね。JWPでは。知らなかったけど、なかなかいいかも。

 

 

 

メインイベント 暗黒街恒例マラソンタッグデスマッチ

○ポーゴ、黒犬 vs ×ザ・ウルフ、戸井

 タッグマッチといっても、スクランブル形式だし、マットなので、会場の至るところで乱闘が。ポーゴさんがマラソンに行くそぶりを見せながらもなかなか表に出ないところは、得意の焦らし戦法といったところか。

 で、暫くオールスタンディング状態で乱闘した後、ポーゴさんがウルフを連れて会場入り口方向に向かって歩き始め、ロビーで乱闘の後、遂に会場の外へ。大丈夫か?おぃ。なんですけど。

戸井ちゃん対黒犬。 ついにマラソン開始。ポーゴさんがロビーに向かう。

 

自動ドアを出て会場外へ。 階段を降りていく。
途中、ウルフは落とされかかる。 階段を降りきりました。

 

 階段を降りて、ホール前の歩道に。黒犬と戸井ちゃんも降りてきたようで、暫くホールの前の歩道を行ったり来たり。試合開始前に伊藤こーへーが、

「大山商店街全面協力の元・・・」

「あらゆる場所での攻撃が認められる。」 

てな感じで、派手に(?)煽っていた事もあってか、「アメリカン!(ちょっと遠いか)」とか「ローソン!」とかを期待した観客の声援が飛ぶも、なかなか産文の前から移動しようとしない。その内、ポーゴさんがウルフにビッグファイヤーを繰り出す。ちょっと人ごみの中だったので、よく見えなかったが。で、その後、会談を上っていくポーゴさん。えーっ、もう終わりですかぁ?

歩道で乱闘だよん。 ウルフを捕らえるポーゴさん。この後、人ごみの中でビッグファイヤー!撮れなかったけど。
世界の平和は区民の願い。マラソンマッチも区民の願いだ。 しかし、マラソンは比較的短時間で終了。会談を上っていく。
武器の上へのパイルドライバー。 武器の上にウルフを放り投げる。最後は、再度、会場の外にウルフを連れ出して、絞首刑でフィニッシュ。

 

 リングに戻ったポーゴさんはウルフに攻撃の的を絞り、武器の上のへパイルなどで攻め込む。最後はもう一度、会場の外に出て、表の階段のところで、鎖鎌による、絞首刑でウルフを失神KOに追い込んでギブアップ勝ち。ポーゴさんは試合後、マイクでマラソンマッチの定義について熱く語っていた。

 

お前らはマラソンマッチが分かってない。マラソンマッチは俺様を追いかけるものなんだ!

 

 

 という訳で、マラソンは消化不良だったが、板橋だから仕方ないところかなー?せめて、目の前の公園とか老人センター(無理か)とかには行って欲しかったな。公園なんかは、ビッグファイヤーに格好の場所だったと思うが。でも、警官が来ていたけど、どうなったんでしょうね。まぁ、ポーゴ様のやる事に警察ごときが手を出せるとは思えんが(笑)。という訳で、大丈夫でしょ、きっと。