2000年7月1日
SPWF御殿場大会観戦記
新宿から小田急ロマンスカーで、新松田へ。そこから御殿場線に乗り換えようかと思ったが、なんと御殿場駅周辺の濃霧の為に電車が遅れているとの事。で、10分位遅れて御殿場駅に到着。確かに凄い濃霧だ。あ〜、しかも、前に来た時と比べて、ずいぶんと駅前 が綺麗になってるな。しかも、コンビニとか無くなってるじゃん。2年位で、ずいぶんと変わるものね。と思っていたら、最寄り駅は御殿場駅ではなく、南御殿場駅だったわ。あぶねー、間違えるとこだったぜ。 つー訳で、南御殿場駅に到着。な〜んだ、何も変わってないじゃん。しかし,霧が凄い。10メートル先が見えない。駅前にあったコンビニはなくなってしまったのだろうか。おかげで酒は調達出来なかったわ(実は、霧のため、コンビニの看板が見えなかっただけで、 で、歩いて会場へ。それにしても、凄いな>霧。駅前で会った大泉さんと話ながら歩いたのだが、月光闇討ちデスマッチもいいけど、濃霧デスマッチとかもいいのではないか?でも、スモーク代が随分かかりそうだとか、ひょっとして、今日は濃霧の為中止ではないか? 青果市場到着。さすがに会場内までは霧は入ってきてないな。チケット購入して中へ。座って待っていると、パンフを売る女子練習生の姿が。鳴海剛のマイク。「ただいま、SPWF女子部のホープ!!!増田練習生がパンフの販売の為に皆様のお席を回っております。」だそうな。そんなに、ホープ!!って強調されてもなぁ。ちなみに、増田あゆみという名前らしい。漢字は不明だ。明日聞くかな。ちなみに、このホープは、その後、ウチワも売って回ってましたとさ。 つー訳で、15分位遅れて試合開始。お客は150人位かね。何やら強面のお客さんが多い様だが、おそらく気のせいであろう。あ、最前列になぜか女子高校生の集団が。 |
凄い霧だ。 | SPWF女子部のホープ! |
第1試合
○谷口(バックドロップホールド)×阿部
谷口くんも、さすがに相手が新人で、第1試合となれば、あまり遊びはなかった。最後は、バックドロップホールドでフォール勝ち。 |
第2試合
○モンゴルマン(ビッグウェイブ)×マーダラー
先に登場したマーダラー。椅子を倒しながら入場してきたが、どこかいつもと違う様な。声を出したり、ユーモラスな仕草を見せたり,何かが違う何かが。 モンゴルマンは試合前のルール確認の際に、ノーサミングなどと一緒に、ノーヘアーである事も確認。試合開始。試合はマーダラーの謎の動きもあったが、モンゴルマンのモンゴルトレイン2連発(そっちのお客さんも見たいですか〜付き)などで、モンゴル有利。更に、なんと拝み歩きも披露したモンゴルマン。えっ?ひょっとして今日のモンゴルマンは人生か?髪型も似てるしね。今日は有明とハシゴなのか。それはかなり大変だなぁ。 さてさて、ところでですね。我々はこの試合から、立って観戦していたのだが、我々の後ろの方から,何やら姿無き声が聞こえて来るぞ。どうやらトラックの後ろからかな?「サイバイモー」「ゴーツーヒル」とか、マニアックでなかなか笑えるぞ。しかも、どこかで聞いた様な声だし(笑)。そして、拝み歩きをしている時には、「調子に乗るとあぶないぞ」なんて野次というか独り言というか。声の主は不明だが、どことなくマイクの長い金髪の人の様な気が。で、その謎の野次の予告通り,ロープに落ちて急所を痛打するモンゴルマン(笑)。 で、試合の方は、モンゴルマンが優位。最後は、予告付きのビッグウェイブから,フォール勝ち。 |
モンゴルトレイン | 拝み歩きはやっぱし落ちた |
第3試合
○大角(体固め)×大刀光
序盤は、大刀光はボクシングスタイルのファイティングポーズを取ったりしていたが、結局,パンチを繰り出す事はなく、タックルやボディスラムなど通常のプロレス技で大角を攻め込む。大角もパンチの連打やボクシングムーンサルト、ボクシングヒップドロップ等を繰り出して反撃を試みるが体格差のためか、あまり効いてない模様。その後も、カウンターのキックやパワーボムを食らって大角ピンチ。 |
ボクシングスタイルで勝負だ | パワーボム等の大技を食らってピンチの大角 |
終盤、大刀光は何故か、レフェリーに暴行。どうやら、ロープ際でのエスケープの判定が不服だったのか?ダウンしたレフェリーの上に大角を喉輪落としで叩き付ける。反則裁定か?と思ったが、まだ裁定は下らず。暴走する大刀光を制止しようとセコンドが続々リングに登場。しかし、暴れる大刀光を誰も制止できない。そんな中、立ち上がった大角が、ロープの反動を利用してカウンターのボクシングパンチ!更に、もう一回、ロープに飛んで強烈なパンチ。ダウンする大刀光にカバーにいく大角。すると、復活したレフェリーがすかさず、カウントを数え始め、カウント3!!おぉ、大角の大逆転勝ちだ!場内、大爆発。 ちゃららら〜ら〜と、ロッキーのテーマが流れる。「エイドリアン」なんて声援も飛んでいたが(笑),大角はとにかく大喜び。曲が終わるまで喜んでいたぞ。なんか、計ったかの様だ(笑)。 |
レフェリーの上に大角を喉輪落とし | 大刀さん暴走で、セコンドが乱入。レフェリーはダウン中だが、大角は目を覚ました。 |
ロープに飛んでカウンターのパンチ | 大逆転勝ちの大角。呆然と立ちつくす大刀光 |
ここで休憩。なのだが、大角が登場し、マイク。「やっと今日、大刀光に勝てました。これから、PRIDEやセイケン道に乗り込む為にボクシングの先生になりたいと思います。」みたいな事を言っていたような。せ・・・先生ですか??よく分からないが、まぁいっか。 つー訳で、正式に休憩。矢口様の点数占い風うちわ(限定)を買う。場内、むちゃくちゃ蒸し暑い。でも、青果市場の自販機では、HOTコーヒー売ってるんだよな。謎だ。 |
セミ
○嵐(さそり固め)×松田
慶三。例によって、手拍子、足拍子。すると、それを見ていた嵐はコーナーで拍手。なかなか拍手をやめない嵐。まるで、偉大なる総書記の様だ。そういや、嵐は150kgとコールされていたが、マジ?言われて見れば、前よりも腹のまわりがパンパンに張っている様に見えるかな? 手四つの体勢で力比べ。やはり嵐に分があるが、慶三がやり返す場面も。しかし、何よりも怖かったのが、嵐の挙動。手四つの体勢に入るのか?右手を軽くあげたかと思うと、すぐに左手を挙げる。ちょうど身体が揺れる様に動いたので、ひょっとしてこのままブレイクダンスでも踊り出すのではないかと思ってしまった程。あぁ、怖い(笑)。 その後、慶三のミサイルキック、ボディスラム、ダイビングギロチンなどで攻め込んだが、やはり嵐はでかい。パワーボムから最後は強烈なサソリ固め。凄く反り返ったところで、慶三ギブアップ。 |
慶三の足踏みを拍手で迎える嵐。 | 嵐が不思議な踊りを踊った。観客のMPが30下がった。 |
嵐をボディスラムで投げ捨て、ギロチンを放つ慶三。 | 最後はさそり。きついな。これは。 |
メイン
矢口、○死神 vs ×高智,谷津
矢口様は、リングインする際、リングサイドの女子高生を意識しまくり(笑)。試合開始前に鳴海剛のマイクを奪って喋る矢口様。試合開始のゴングが鳴ってからも喋る(笑)。「谷津ぅ、お前が出てこい。(先発した高智に対して)ひっこめ○○」と谷津を挑発。しかし、試合始まってもマイクなのね。挑発に乗って谷津が登場。谷津が出てきたら出てきたで、矢口様は谷津の回りをぐるぐる回る。まるでロビンの様だ。そして、場外にエスケープしたりして、谷津を苛立たせる。このまま5分経過とかなったら面白いのに、なんて思ってたが、さすがにちゃんと組み合った。しかし、谷津は矢口様と死神の2人掛かりの攻撃で、ダウンし、矢口様に踏みつけられる。矢口様はそんな谷津の上から、更にマイクで谷津を挑発(笑)。おぃおぃ、試合中だぞ。っていうか、セコンドのたにぐちくんとかが、マイク持って待機してるんだよな(笑)。なんだかなぁ。まったく。 谷津はセコンドのモンゴルマンのモンゴルトレインを食らって精神的にダメージか?でまぁ、いろいろあってだね。試合は19分位で、死神が高智からフォールを奪ったかなって感じ。面白かったぞ。 試合後、矢口様はすかさずマイク。死神がSPを離れて成長して帰ってきた事、明日は谷津を倒すみたいなマイク。死神も喋る。更にマイク「谷津、おぃ、もう帰るのか?俺様の愛の洗礼を受けていけ。」その後、説明付きの「1、2、3、愛だ」(ファイヤーでもダーでもないよと説明)で締め。しかし、その後谷津がマイク。「矢口,お前の(マイク)長いんだよ。お客さん帰れないじゃないか。今日はありがとうございました。」で締め。いやぁ、谷津も正論だね。 |
試合中にマイクで谷津を挑発する矢口様 | モンゴルトレインも。 |
谷津も反撃 | 試合終了後、女子高生に愛を送る矢口様 |
という訳で、非常に面白かったです。やっぱ、SPはいいね。 |