3月31日 SPWF高崎大会観戦記

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注)画像が多いです。多分重いでしょう。ごめんなさい。


当初の私の週末の予定は、30日新潟SPWF→31日高崎SPWFの予定だったのだが、新潟がドタキャンになったので、計画変更。事前に購入していた18切符(残2)で、高崎に行って来ました。
ただ、気になったのは、高崎大会って本当にやるのかどうか?SPWFホームページの興行予定には、高崎は載っていたので、多分やるだろうと思い、取りあえず、上野駅まで行く。しかし、そこで買った東スポの、今週の興行予定の欄には、今日のSPWFの高崎が載っていない。げげげげげ。で、SPWFの全予定が載っていないのだったら、SPWFは無視されてるのかな?って事で納得できるんだけど、6日の薮塚だけは載っていたので、中途半端にリアルである。ひょっとして、日曜日以外全部中止になったんじゃないかと不安になったが、まぁ、中止なら中止しょうがないって事で、高崎行きを決行。2時間程掛けて、6時頃に高崎に到着。さて、駅から歩く事、約3分。高崎市中央体育館に到着。車がいっぱい止まっている。お、なんか、興行ありそうな予感がする。そして、体育館の入り口の所に、SPWF会場入口と書かれた看板を発見!やったぁ、今日は興行あるんだぁ。来て良かったぁ。安堵の気持ちに包まれる私。でも、こんなスリル(?)ってのは、普通の団体では味わえないよなぁ。インディならではだよねぇ。
つー訳で、チケットを買って、会場内へ。観客は最初は超少なかったが最終的には200〜300人位まで入ったかな?

第1試合 ○高智政光(7分位 相手の肩に飛び付いて丸める技)×クルセイガ

なんと、SPWFに、クルセイガが参戦だぁ。しかも、このクルセイガは、去年の最凶タッグに参戦した2代目の方と思われる。って事は、正体は・・・・・・・。そして、特別レフェリー(って訳でもないだろうが)はなんと、野沢一茂!!どうやら、ジェントルもジャッジも忙しいので、野沢が駆り出されたらしい。
クルセイガはやっぱし強い。キック、間接技、スープレックス等で、高智を圧倒していたが、高智もキック等で反撃。最後は、一瞬の丸め技(相手の腕に飛び付いて、そのまま、逆さ押え込みの様に押え込む技)で、大逆転のカウント3で高智政光の勝ち。大金星だ>高智政光。大喜びの高智。クルセイガは、なんか照れた様な表情だった。

第2試合 ○岡田美幸(13分位 ミサイルキックから)×大野千春


当初の予定では、今回の3月シリーズで、女子選手が正式デビューと言う話だったが、谷津と寺西の許可がまだ下りていないため、デビューは見送りとの事。従って、今回は特別試合15分1本勝負として、女子の試合が組まれた。まぁ、今までは、エキシビジョンの10分だったので、一歩前進と言うところか?
大野は、髪を少し切ったかな?でも、相変わらず細いなぁ。岡田は今まで白い胴着を着ていたのに、今日は、黒いTシャツにバギーパンツ。ポーゴの様な格好だ。しかも、Tシャツの背中には悪と書かれている。ヒール転向か?でも、まだデビュー前だってのに。試合の方は、両者とも声は良く出てるんだけど、技術的にはまだまだ。しかし、全体的に岡田の攻める場面が多かった。パイルドライバーやパワーボム等の大技から、脇固め、レッグロック等のグラウンド技でも大野を攻める。グラウンドで、岡田に上になられると、大野はなかなか動けない。それでも、必死にロープへ逃げる大野に観客の声援が飛ぶ。
大野もボディプレス、フェイスクラッシャー、ストンピング、フィッシャーマンズスープレックス等で反撃するが、単発と言う感じ。やはり、体格の差があるので、岡田が有利か。
最後は、岡田のミサイルキックでカウント3。大野はロープに近かったが、足を伸ばせず。二人とも、徐々にではあるが成長している様である。今後が楽しみだ。
ちなみに、この試合の写真だけ大きく、枠で囲ってあるのは、特に意味はないっすよ(笑)。

第3試合 プライス(8分位 両者リングアウト)ジャクソン

女子プロレスの後に、このでかい外人のシングルとは。大男同士のド迫力の攻防が見れるかと思ったが、何故か、グラウンド中心の試合に終始する2人。
ひょっとして、早めに来日して、リングスの試合を見て影響受けたとか??しかし、途中から、チョークの攻防になり、いつのまにか、戦場は場外に。で、延々続く場外乱闘でついにカウント20が。なんだかなぁ。ちなみに、この試合中に、どんなに激しく動いても、絶対に取れない事で有名だったジャクソンのバンダナが取れるハプニングが。

第4試合 吉本お笑いプロレス 浮世亭リングvs浮世亭サイド

最近の吉本お笑いプロレスは、レフェリーを会場内から一般公募している。そして、今回のレフェリーは、子供連れで観戦に来ていたサラリーマンの今井さん。ワイシャツ姿でレフェリングに挑んでいた。レフェリーをしたい人は、前の方に座るべし。
試合は、まぁまぁ、笑えたのだが、15分は長いぞ。

 

ここで、15分の休憩。ジェロニモ・ツインパワーズとの写真会と、矢口のカセット即売会が。ツインパワーズでかいぃ。でも、カメラを向けるとポーズを取ってくれた。いい奴だ。矢口壹琅もカメラを向けると拝んでくれた。なんか、いい人達だ。
関係ないけど、木村浩一郎が会場内をうろうろしていた。

セミファイナル ○ジェロニモ・ツインパワーズ(キックから)×デロリアン・パワー、寺西


またもや、謎のマスクマン、デロリアン・パワー登場。黒のマスクに、黒のコスチューム。体格的には、やや小さ目だががっちりしている。注目の、ジェロニモ・ツインパワーズは、インディアンっぽいテーマ曲に乗って、踊りながら入場。当然、頭にはインディアンの羽飾りが。いいぞぉ。
試合前には、お祈りもするし、「アワワワワワ」とインディアン風の雄叫びも。選手コール時の身長は、195センチと205センチだって、でかいなぁ。ジェロニモ・ツインパワーズは、羽飾りを取ると、下はモヒカン刈りではなく、長髪。そして、顔にはペイント。なんかアルティメットウォリアーの様でもあるし、ブルース・ブラザースの様でもある。かっこいい。試合は、ジェロニモズがクイックタッチを駆使して(スタミナがないんじゃないかとの説もあり)、ほとんどワンサイドの試合。最後は、でかいほうの、ブロディばりのジャンピングしてのハイキックでデロリアンがフォール負け。
ジェロニモ・ツインパワーズいいなぁ。こいつらは、鍛えれば物になるぞ。試合後も踊りながら帰って行ったし。素晴らしい。


メイン 谷津嘉章、×ミスター・レスリング(13分位 アーメンDDT)○矢口壹琅、マーダラー


またまた、謎のマスクマン、今度はミスター・レスリング登場。続いて、矢口壹琅&マーダラー組入場。矢口は、巨大有刺鉄線十字架を持って入場。マーダラー、いつもより、一回りでかい。そして、2人で客席を荒らしまくるので、お客さん大騒ぎ。
ミスター・レスリングは、その名の通り、基本的にレスリングが出来る選手の様で(ややこしい)、ボストンクラブなどのグラウンド技が中心だったが、時折、金的攻撃も見せたりして、なかなかいいレスリング技術を持ちあわせている様だ。
試合は、レスリングが捕まる展開が多くなってしまう。青コーナー近くに捕まってマーダラーのフライングボディプレス(ワンバウンド式)を受けてしまうレスリング。かなりバテバテの様だ。ひょっとして、実戦は久しぶりかな?ようやく、タッチを受けた谷津嘉章も、ボディスラムの連発や、ブルドッキングヘッドロックで攻め込むも、後が続かない。最後は、谷津とマーダラーが場外で乱闘しているうちに、アーメンDDTで矢口壹琅のフォール勝ち。
マイク「谷津ぅ、また、新しいパートナー連れてきたのか?今度は、レスリングが出来る奴みたいだけど、もっと強い奴を連れて来ないと、俺達の牙城は崩せないのさ!!」で、意気揚々と引き上げていったのだったのだった。
あ、そういえば、試合の写真がない(笑)。ま、いっか。

いや〜、今日は面白かった。大角も、西野も船越もアジアもいなかったけど、
その分いろんな初顔の選手が出てきたので、良かった。でも、こんなに面白いのに、
なんでマスコミは一人もいないんだろう。

でも、今回の遠征の最大の収穫は、この写真だったりして(笑)。