〜埼玉プロレス〜
平成13年7月29日 納涼スイカ割り大会観戦記
とある事情で14時頃に文明軒に到着。まだ関係者しかいないみたいですね。隣りの回転すし屋が牛角に変わってるぞ。時代の変化は早いな。でも、死後さばきにあうは健在だった。時間もあるので、隣のファミレスで軽くお食事。いろいろお話をしている内に時間になったので会場へ。 う〜ん、なんかお客が少ないね。飛田も、やる度に客減ってるなとつぶやいていた。その通りっていうか、確かに客は40人位。普通はみんな大日本に行くのかな。宇都宮は遠いし。
でも、40人位のうち、地元の人は何人いたんでしょうね。どうも、東京で見る顔が多いかなぁと思ったりもするのだが、気のせいだろうか? |
ブルーシートの周りにはスイカの箱が。 | 天龍が投げたトロフィー。 |
で、飛田から今回のルールの説明。今日来ている観客全員にすいかを割っ
てもらい、優勝者を決めるらしい。いや、いかにも夏らしい企画だ。で、最
初に指名された女性は観客の上とか右とか下とかというアドバイスを受けて
おしいところまでいったけど惜しくも棒は手前で空を切った。2人目の男性
も失敗。なかなかうまくいかないものだ。 次々と失敗を重ねる(2人だけど)観客。それを見かねた実行委員長の飛田が静かに席を立った。「すいか割りはこうやるんだ」とばかりに自らが挑戦し、お手本を見せるつもりらしい。しかし、2回も挑戦したにも関わらず、すいかはかすりもしなかった(笑)。自らの不甲斐なさに腹をたてたのか、飛田は逆キレ。目隠しをとって、すいかをめった打ち。あぁ、すいかは木端微塵に。いったいすいか割り大会はどうなってしまうんだ!?と誰もが思ったその時!予想だにしない事態が!う〜ん、書いていて空しいなぁ(笑) |
飛田挨拶 | お客さんがスイカ割りに挑戦するも成功せず。 | 実行委員長の飛田が登場 | でも大失敗。この後、キレてスイカをメッタ割り。 |
なんと、文明軒の工場のシャッターががらがらと開いたかと思うと、中からすいかを手にした謎の怪人が脱兎のごとく飛び出して来たではないか。まさか、こんな怪人が会場の中に隠れていようとは、誰が予想し得たであろうか。とか言いながら、飛田が立ち上がった時点でシャッター前に陣取ったファンが多かった事は内緒だ(笑)。謎の怪人は、すいか模様のマスクになんか全身すいかっぽいコスチューム。手にしたすいかをいきなり飛田にぶつけるすいか。すいかが飛び散ってあたりに散乱。その後、くだけちったすいかを飛田の顔面に押し付けたり、冷蔵庫の中に閉じ込めたりしてやりたい放題のすいか。当然、リングはないも同然の如く(ないんだけど)、場外での乱闘が続く。一輪車とか、すいか投げとかすいかボウリングとか焼却炉とか蜂とかいろいろ。でも、今回は場外乱闘は入口までは行かなかった。ちょっと不満だ。 |
スイカ頭が登場だ! | 飛田に襲い掛かる | スイカ爆弾が炸裂 | 見事にスイカらしい風貌だ。 |
冷蔵庫攻撃。 | 看板攻撃に。 | 一輪車攻撃もね。 |
これは何だ? | 椅子攻撃。 | スイカボウリングが股間を直撃。 |
2回目のボウリングは途中で割れちゃった。 | 飛田の毒ガスパイルはカウント2。 |
で、最後は、すいかを集めた上にみちのくドライバー(ボディスラム?)で、すいかがフォールの体勢に。おぃおぃ、まだ15分たってないよ。もうフィニッシュか?と思ったら、佐野のカウントが微妙に3つ入ったっぽい。え!3つ入ったの?と思ったが、ゴングは鳴らず。でも、すいかは工場に戻っていってしまった。やっぱ3?そこで佐野が何やら思い直したかの様にゴングを要請。今ので試合は終わったらしい。うひゃひゃひゃひゃ〜。これは 参ったぞ。 飛田はマイクを使わず地声で「食べ物を粗末にするとこういう目にあうって事だ。今後の巻き返しにご期待下さい。」と短くコメントすると、控え室へ戻っていった。 |
スイカまみれでカウント3.橋本に見せたいよ。 |
・・・・さて、残された観客はなんとも消化不良。埼玉を初めて見た人には好評な部分もあったかもしれんが、どうでしょ。なんつーても、15:30開始で終了が16:00だから正味30分。当日券だと3500円だしね。これはちょっとコストパフォーマンスが悪いぞ。地元のお客さんらしき人も、時間が短いなどと愚痴をこぼしていた。会場には帰らずに暫く残っているお客さんもいたが、さすがに暴動にはならず。割れて残っていたスイカの中から食えそうな部分をつまんでいた。かく言う私も、スイカを頂く。あ、結構甘い。今年スイカ初めてだし。まぁ、いっか。 という訳で、試合は悪くなかったんだけど、フィニッシュがちょっとと時間の短さがアレでしたね。でも、まぁ、またやったら行くだろうけど。個人的にはつまらくはないですが、文明軒的には最下位の興行だったね。 |