12月23日 SPWC大田大会観戦記

 

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 昼に新宿で矢口様のゲリラライブを見てたもので、早めに会場に着いてしまいました。18時頃に到着し、地下のロビーで酒を飲む。地下のロビーにはテーブル付きの椅子があって、非常にマンセーだ。テーブルがあれば、パソコンも打てるしね。後オフはここでやろうか?との声も。

 そうこうしている内に、続々とお客さんが集まってきた。18:30頃にチケットを売り出し。シリアルナンバーは50番代とか。そして、19時ちょっと前に開場。なんか、今日はテンポが早いぞ。しかし、試合開始時間前に開場するなんて、埼玉らしくないな。

このリングは特許申請済みらしい 会場内に入って気が付いたのは、マットがいつもより二回り位でかい事。いわゆる闘龍門の伸縮自在のリングを超えた素晴らしいリングだ。っていうか畳なんだけどねん。そして、雛壇も前回の2倍だ。お客さんも100人位はいるかな?某氏曰く、Jd’よりも入ってるとの事。

 本部席にはリングアナが。っていうか、前回華麗な手品を見せたブロディ安藤じゃないか。そのリングアナが諸注意を読み上げる。「館内での飲食、喫煙、排便、性行為は禁止されておりますので、所定の場所でお願い致します。」え〜っと、最後の禁止行為の所定の場所って館内のどっかにあるのか?ま、いっけど。更に、メインに登場する自動戦士ガルダムのプロフィール紹介。元々メッキ工場の産業用ロボットとして生またが、2000年問題を前に暴走。困り果てた工場主から依頼された飛田が対戦相手として抜擢したとの事。また、暴走の可能性があるので、試合中の携帯電話、電子機器のご利用はご遠慮下さいとの事。しかし、2000年問題なのに、年末に暴走するってのは珍しいぞ。

 さて、会場では、例によって素晴らしいBGMが。謎のアニソンや特撮の曲が中心だった。しかし、まさか兄弟拳バイクロッサーの曲が掛かるとは。でも、そんな曲に紛れて1曲だけCOMPLEXの曲が。どういう基準で選曲してるんだ?ま、いいけど。
 てな訳で、19:15頃に試合開始。

 

第1試合 ヤングヤング杯’99決勝戦

○佐野直 (5分31秒 ドラゴンパンサー) ×市川

 ヤングヤング杯には4人が参加していたのだが、前回の埼玉で1試合が行われたのみ。しかし、佐野以外の選手が、みんな辞退してしまったので、佐野と特別リザーブ選手の市川大輔の試合が決勝戦に。

 市川は、助走付きのドロップキックなんかを出したりしたが、佐野の掌底アッパーなどでやられ、最後はドラゴンパンサー(という技らしい)でギブアップ勝ち。見事、ヤングヤング杯優勝者の称号を手に入れたのだった。表彰式には五味山重志郎代議士がわざわざいらっしゃって下さいました。一部の観客と一緒に「どうなっとるのかね」をやっていた先生だったが、いつまでもやめないファンに呆れたのか最後はカーテンを閉められてしまいました。

市川は関節技等で攻め込んだが 佐野がドラゴンパンサーで勝ち
五味山代議士から表彰された あんたはえらい!

 

 

第2試合 男 対 女

○オクトパスエイト (2分48秒 スリーパー) ×バイオレンスキレンジャー

 キレンジャーのマスクは、昔どこかでセコンドについていた事があった様な。実際に登場したキレンジャーは,ついついキレンジャーさんと呼んでしまいたくなるような風貌。あのラガーシャツには見覚えが。

 試合は、キレンジャーさんの股をくぐったりしたオクトパスが金的などで優位にたって、最後はスリーパー。キレンジャーさんは落ちてしまった。てな訳で、オクトパスエイトが勝ち。男に勝った女子レスラーとして、神取に次ぐ2人目の快挙では。

股くぐりのオクトパス フィニッシュのスリーパー、キレンジャーはあっさり落ちた。 勝ち誇るオクトパス

 

 ここで10分といいながら、30分位の休憩。

 

 

第3試合 世界最小バトルロイヤル
参加選手 オクトパスエイト 市川 佐野 バイオレンスキレンジャー

○佐野  (卍固め) ×オクトパスエイト

 急遽組まれたバトルロイヤル、4選手はやっぱし、さっきの4人か。キレンジャー、市川と失格し、残ったのは佐野とオクトパスエイト。この2人が闘う時が来ようとはと、一部で感涙にむせぶ観客(嘘)。

 最後は、佐野が卍固めで勝利。1日、2回優勝という快挙を果たす。

急遽組まれたバトルロイヤル まずはキレンジャーが標的に
市川が助走が長〜いドロップキックを狙う フィニッシュのオクトパスホールド

 

メインイベント 埼玉無差別級リアルファイティング選手権

○飛田将(2分46秒 パワーボム) ×自動戦士ガルダム

 

  ガルダムはモビルスーツって事らしいのだが,どうもサウナスーツっていう感じ。やっぱ、ロボットなんだから、角張ってないとねぇ。ガルダムは右手にズゴックの様な爪を付けていて、試合早々、爪で飛田を付く。あまりの衝撃にダウンしてしまう飛田。なんとかカウント9で立ち上がる。しかし、ガルダムは爪を捨ててしまう。使い捨てなのか?

 続いて、ヒザに仕込んでいたケンファーじゃないや、トンファーで飛田を攻撃。再びダウンする飛田。

 しかし、その後、ラリアットとかで優位に立った飛田は最後にパワーボムでカウント3。時間にして、2分ちょっと。ガルダムはダウンしたまま動かない。そのまま畳で運ばれていった。飛田のマイクは忘れました。

ガルダム登場 ズゴックの爪(右端)攻撃でダウンした飛田は弱々しく立ち上がる
トンファー攻撃で 再びダウンの飛田 モンゴリアンチョップモ出していた
しかし反撃に出た飛田。最後はパワーボムだ! 見事初代王者の座について飛田 マイク
運ばれていくガルダム

 

 

 はっきりいって、かなりいまいちでしたね。なんつーても、怪人が弱い。いや、強弱の弱いじゃなくって、齢百歳のよわいでもないよ。ましてやよわいさゆり@ドリームドリームドリームでもないっす。つまり、キャラが弱いって事。モビルスーツだってのに、動きが普通なんだもの。別に空を飛べとかビームサーベルを出せって訳ではない。ちょっとだけ、独自の動きを見せるだけでいいんだよ。例を挙げれば、木人ダンス。客が一緒に動ける様なムーブを見せればそれで、OKなのにねぇ。やっぱし、あの人じゃなきゃ・・・・

 つー訳で、埼玉も今後が厳しいなぁ。

 ちなみに右の写真は前回の木人。森谷さんの着ているシャツとキレンジャーのシャツを見比べない様に。まぁ、多分キレンジャーは森谷さんからシャツを借りたのでは?