SGP
(Specialist Grobal Pro-Wrestling)

ウルトラマン・ロビン デビュー10周年記念記念大会

メリークリスマス in NAGOYA

〜子供達に捧ぐ〜


平成13年12月23日

名古屋中スポーツセンター大会

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 18切符で名古屋に移動。適当に時間を過ごして、会場へ。今月、名古屋は2回目なので、地下鉄にも詳しくなったぞ。東山線で伏見駅下車。ここで某氏と合流。酒を補充しながら会場を探す。地元の人に聞いたりしながら、なんとか中スポーツセンターに到着。なかなかでかくて新しい会場だ。

 会場の中には知った顔がぞろぞろ。なんかいろんなところから来てますね。それだけ全国のプロレスファンの注目を集めているって事なんだろうなぁ、やっぱし。

 さて、会場は第2競技場という事で、小規模ながらも小奇麗なつくり。例えて言えば、大田区民プラザを半分に割った感じ。更に、窓際には段差のある座席も設けられている。ま、ちょっと柱が邪魔っつやー(津谷?)邪魔だが。会場はこんな感じ。・・・・あ、言い忘れていた。リングはこれ。低いぞ〜。どうやらJWA東海のリングなんでしたっけ?5月もこれだったな、そういえば。このリングでクーガーが飛ぶのか、それは凄いかも。

会場全景(ってほどでもないか)

 

 さて、この会場は土足禁止だけど、それより何より、飲食禁止のお達しがなかったのが嬉しいぞ。ほんとは禁止なのかもしれないが、特に場内アナウンスもなかったので、ビール飲みまくってました。っつーても2本しか買ってなかったけど。それと、試合中の場外乱闘や、飛び技もOKみたいなところが素晴らしい。大田区民プラザは規制が多かったからなぁ。となると、この会場は結構インディお薦めだぞ、埼玉とかZIPANGとか向いているんでないかぇ?ま、交通費の事は置いといてね。

 

 で、15分位押して試合開始。お客さんの入りは100人ちょっとかな?

 

第1試合
○渡辺宏志 (コブラツイスト) ×加藤拳

 この日を最後にSGPを退団する渡辺が第1試合に登場。加藤拳は髪が伸びて別人の様だ。体格に勝る加藤がラリアットやキックで攻め込むが、渡辺がグランド技など(あまり覚えてなかったりして)で優位な展開に。最後はコブラツイストで、渡辺のギブアップ勝ち。
手四つ コーナーに詰めてラリアット フィニッシュのコブラツイスト

 

 

第2試合
○伊藤力雄 (パワーボム) ×ムサシ大山

 伊藤力雄久しぶりだ。ちなみに、この日のムサシ大山の入場テーマ曲は、サイボーグ009の主題歌のグローブの曲でしたわ。ムサシ大山とこの曲ってのはちょっとアレですな。
 試合は大山がキックや関節技で攻めるが、伊藤力雄もパワー殺法全開で反撃。最後はパワースラムからパワーボムだったかな。フォール勝ち。
大山の関節技 フィニッシュのパワーボム

 

 

第3試合
△ブギーマン (両者反則) △ダダ2000

 ダダ2000もあれっすね。2000年過ぎちゃったので、そろそろもう一捻り欲しいところだなと思ったりして。ダダ2002とか、ダダKoreaJapanとか。そうそう、この試合は、怪奇派同士の対戦って事で、あまりにも危険すぎる為に、レフェリーをウルトラマン・ロビンが務めるという事らしい。う〜む、早くも結末に不安が・・・・

 ダダ2000はダダのポーズを取りながら入場したのはいいのだが、手には何故かスリッパが。土足厳禁という事を世の中にアピールしたかったのだろうか?対するブギーマンは両手を前に突き出しながら会場内を徘徊。うん、確かにこれは危険すぎる。ロビンがレフェリーってのは無難なところだろう。あ、そうそう、ちなみに第1、第2試合のレフェリーは脇海道さんでした。JWA東海の人だよね。

 試合当初は、戦っていたブギーマンとダダだったが、再三反則攻撃を繰り出し、その都度ロビンが止めに入る。で、最後はダダとブギーマンがいつのまにか、2人掛かりでロビンに攻撃を仕掛けていた。あぁぁぁ、まったくもって予想外の展開だぁ(笑)。っつー訳で、両者反則。

レフェリーのロビン いつのまにか、敵が変わってるぞ。

 

ここで休憩。なんか今回はグッズ少ないなぁ。あ、そういえば、今回はアレがいないじゃないかっ。

 

 

セミファイナル
○YUJI KITO、惨殺超人ヤプール vs ×渡辺宏志、ザ・グレート・タケル

 渡辺はこの日2試合目。なんか一人だけ2試合目なんてハンディじゃないか?と思ったりしたりするのだが、そうは問屋が卸さないのが、プロレスの奥の深いところなのだよ。はっはっはっは。

 YUJI KITOはいいですね。あれ、考えてみれば、名古屋ってYUJIの地元?最後はヤプールが渡辺からフォール勝ち。パイルドライバーだった様な。

飛ぶタケル YUJIが渡辺を攻め込む。
YUJIも飛ぶ。 フィニッシュのパイル。

 

 

メインイベント IWAミッドヘビー級選手権試合 (なんちゃら杯賞金マッチ)
△ウルトラマン・ロビン
(王者) (ノーコンテスト) △アジアン・クーガー(挑戦者)

 遂にプロレスファンの夢が叶う時がやってきた。常勝王者ロビンとクーガーの夢の対決。実績からいくと、クーガーの方が有利かもしれないが、ロビンにはなんと言っても1000万名古屋市民がついている。それでなくても、星野監督が阪神の監督になってしまい、名古屋の灯(何のや?)が消えかかっている状態なので、ここは名古屋を元気にさせるためにもロビンは防衛しなくてはいけないのだ。「ロビンが動けば名古屋が動く」という言葉もある事だし、子供達の為にも勝ってくれ>ロビン。でも、会場内には子供あんましいなかったけど。大きな子供はいっぱいいたかもね(笑)。

 タイトルマッチに燃えているロビンは、マントを羽織って入場。なんかゴージャスだぞ。

 で、タイトルマッチ宣言(あったっけ?)の後、遂に試合開始。対峙するロビンとクーガー。子供の夢が実現だ。まずは、向かい合い手を取り合う両者。静かな攻防から試合は始まった。

ゴージャスなマントのロビン。 対峙する2人。 クーガーがロビンの腕を取る。

 

 

 しかし、5分近く。試合が動いた。まずは、クーガーのギロチンが連続で決まる。更に、ロビンをリング下に寝かせて置いて、クーガーがトペアトミコ。今日は椅子なしだったが。こうなると、クーガーの独壇場だね。

 しかし、ロビンもハッスル。なんとセカンドロープに上った。まさか?ロビンが飛ぶのか?それは凄い。そして、ロビンが華麗に飛んだ!ダイビングエルボーだ!しかし、クーガーにかわされてしまう。あちゃちゃちゃちゃ。その後、クーガーのツームストンパイルやダイビングヘッドバット(自爆)などが繰り出されるがカウント3には至らず。そして、クーガーのクーガーロックも決まり手にならなかった(のかな?)。あぁ、いったいどっちが強いんだ。この試合はどう決着が付くんだ?もうまったく予想できないよぉぉぉ。

クーガーのギロチンが決まる。 ロビンのSTFにクーガーはエスケープ。
ダイビングエルボーはよけられた。 クーガーのダイビングヘッドバットもかわされる。
クーガーロックだ。

 

 

 そして、10分経過直後、控え室から黒い影が飛び出して来た。ダダとヤプールとブギーマンだ。え?まさか、この好勝負に乱入?そんなまさかっていうか、やっぱりというか(笑)。クーガーとロビンは協力して、ダダとヤプールとブギーマンを追い出す。2人掛かりのドロップキックまで繰り出した。おぉ、宇宙とアジアのヒーローが夢の合体。まさに、子供の・・・・。

乱入〜 ダブルのドロップキックでヤプールを蹴散らす。

 

 

 ところで、タイトルマッチはどうなったの?試合結果は?リングアナ曰く

「ノーコンテスト」

えぇぇ〜っ(嬉)。おぃ。会場内からは「延長」コールも起きる。そして、ロビンがクーガーに「タッグを組んであいつらと戦おう」と提案。てっきり今やるのかと思ったら、また今度やろうって事だったらしい(笑)。締めに入るロビンさん。客席からは一部不満の声も。いや、いい展開だ。やっぱ、タイトルマッチはこうでなくっちゃ。1回で決着がついちゃいけないよねぇ。うんうんうん。

ロビンはクーガーに提案。「クーガー、お前の持っているDDTのアイアンマンのベルトを掛けてダブルタイトルマッチでやろうじゃないか?勇気あるか?」

クーガー「俺一人では決められない。DDTに聞いてくれ。」

という訳で、クーガーは帰っていった。そして、今度は渡辺宏志を呼ぶロビン。今日を最後にSGPを退団する渡辺を労い励ますロビン。そして、最後は、「1、2、3、ディスティニー!」で締め。そして、最後は観客一人一人と握手して言葉を交わすロビン。いい人だ。

退団する渡辺を励ますロビン 観客一人一人と握手するロビン。いい人だ。

 

 

 

 いやまぁ、こんな感じでしたよ。ねぇ、どうでしょう。はるばる名古屋まで行った甲斐はあったのでしょうか。いや、個人的には別に全然OKなんですよ。メインもノーコンテストだったし。ただ、一つだけ不満があるのですわ。それは、

何故ウルトラガールがいない?!

って事に尽きますな。だって、ウルトラマンロビンといえば、ウルトラガールの存在は欠かせないでしょう。菱見ゆり子さんもいないし。うぅむ、寂しい限りやのぉ。という訳で、3月はウルトラガール呼んでよね。ちなみに、3月にも、ここでやるらしいぞ。また行くのかのぉ。

ポーズ 加藤拳、髪伸びた。