9月8日 佐野直興行

北沢タウンホール大会写真

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 1週間前に急遽決まったら佐野興行2。前回の埼玉の時にチケットを買えればいいなと思っていたのだが、佐野もチケットを持っていなかった。で、週プロに前売り場所として、ジャッジサポートの電話番号が書いてあった。ジャッジサポートに電話して前売り券を予約すると言う方法もあったのだが、万が一行けなかった場合の事を考えて、当日券で入場する事にした。明けて当日。無事に定時で脱出できたので北沢タウンホールには19:00ちょっと過ぎに到着。当日券3500円を購入し、その前に、隣のスリーエフで酒も購入。まずは会場に入ってがらんとしたロビーを確認。いやー、いいお客さんの入りだ。会場内も一応確認。椅子が1列で南側?には固定の座席がセットされていた。お客さんは、まばらだったが、ロビーで酒飲みつつ話をしている間に続々とお客さんがやってきた。最終的にいは50人位になっただろうか。準備期間の短さの割には健闘したのではないかな?前回の佐野興行のときは、プロモーションビデオとかが会場内のスクリーンで流されてBGMが掛かっていたりしたが、今回はビデオも音楽もなし。非常にひっそりとした静寂な雰囲気の中でお客さんが待っていたのだった。で、19:25頃。なにやらマイクで喋る声がしたので入場。そろそろ始まるっぽい。

 適当に入り口コーナー近くの席に着席。そうこうしているうちに19:30近くなって会場が一瞬暗転。そしてリングアナの伊藤こーへーがリングイン。いきなり開口一番、「きみがぁよぉはぁ♪」と、歌い始める。国歌斉唱かぁ。「ちよにぃやちよに、さざれいしの、いわおとなりて、こけをむすまで」と非常にゆっくりした店舗で歌いきったのだが、サビの部分、こけ「を」と歌っていたが、「の」じゃないかぁ!?と一部観客が(私だが)しつこく突っ込んだためか、一瞬、動きをとめてしまった伊藤こーへーだったが、見事歌いきったのであった。金町デスマッチの時もそうだったが、今のファンは一瞬のすきも見逃さないのだ(笑)。
 という訳で、無事にオープニングセレモニーが終了。って、君が代だけかよっ!いや、いいけど。さて、試合開始。事前にカード順の発表はなし。テーマ曲がなって、入場選手が分かる形式。

 まず、掛かった流れたのは、アジクーのテーマ。おぉ、という事は第1試合は、クーガー対MA-G-MAかぁ。

 

 

第1試合 ○”BIG BOSS”MA-G-MA vs ×アジアン・クーガー

 MA-G-MAを見るのは2回目かな。一度デルアリで見た記憶がある。対するクーがーも最近ウェイトアップしてる感じなので、体格がいい選手同士の好カードである。試合内容はあまり覚えてないが(笑)、クーガーは例によってギロチンだしまくり。そして、MA-G-MAのラリアットをことごとくかわしていて、重い攻撃もカウント2.9で返しまくっていた、最後はラストライドから左腕のラリアットをカウンターでくらって、フォール負け。でも、久々にみたMA-G-MAのブリッジはきれいだった。相変わらず。クーガーがマイク。13日にディファで行われる大阪プロレスに参戦が決定したとの事。それはすばらしい。でも、その日は板橋でNEOがあるのか。 
MA-G-MAのダブルアーム。 逆エビ。
ギロチン。 ダイビングヘッドバットはかわされたような。

 

第2試合 ○えべっさん vs ×ヘブン

 続いて流れてきたのは、あれ?なんか知らない曲極だが、登場してきたのはヘブン様だった。テーマ曲変えた?でも、って事は女子はセミかよっ!?

 ヘブン様入場はいいのだが、両手突き出してファンとのハイタッチはなかった。紙芝
居は一応持ってきていたが1枚だけ。オールカラー化したのは、FROMーAなみにおめでたいことではあったのだが、説明はなかったのが残念。チーッすとは言っていたけれども。
 続いて、えべっさん入場。こちらも、賽銭箱とか笹を持っておらず、シンプルな入場。やはり開始時間が遅いから、その辺は簡素化されているのかな?えべっさんとヘブン様は試合開始ゴングと同時にがっちりとロックアップ・・・するかに見せかけておいて、組まないと言う、えべっさん対くいしんぼうのようなやりとりを展開。その後、レフェリーのジャッジ金子も巻き込んでポーズ合戦に発展。見事全員が一度ずつポーズを決めた時点で観客から拍手喝さい。ヘブン様とえべっさんが両手を挙げて歓声に応える。「ありがとー、いい試合だったぞ〜」、帰りかけた2人だったが、結局、再試合。って再試合じゃないよなぁ。この場合は。

 これまた、試合展開はあれとして、えべっさんが最後はシャインインングえべざーどでフォール勝ち。

紙芝居は1枚だけ。 飛ぶヘブン様。
えべす落とし。 フィニッシュ。

 

第3試合 ○ポリスウーマン vs ×千春

 続いて、セミの試合。流れたのは、聞きなれないイントロ?あぁ、どっちだ?これは。とか思ったが、よくよく考えてみれば、ぽりすうーめんのテーマ曲はあんなに分かりやすいイントロがあるんだった。ッてことは、この曲は千春しかない。と、いつの間にか、愛があれば大丈夫♪になって、千春入場。手にはバトン。そして、リングサイドを1周してリングイン。入場のパフォーマンスは変わらないが、少し痩せたのかな。顔が細くなってた。
 試合は5分ちょっとで終了。千春は場外へダイブしたり、後楽園よりも動きはよかった感じだが、最後はジェラルミンへのDDTをくらって、フォール負け。
入場。 バトンでリングサイドを一周。
キャメルクラッチで強制的に敬礼させられた千春。 ミサイルキック。

 

 

メインイベント ○ブラック・バッファロー vs ×佐野直

 ここで休憩kかな・・・?と思ったら、リングサイドからなにやら黒い箱が2つ、エプロンに設置された。おぉ、これは佐野先生入場用のスモークでは?という事は、佐野直入場か。一気に休憩なしでメインなのね。

 Xの曲に乗って、先に入場した佐野はリングになにやら文字を書き、シシューーーーのはずだったのだが、右側の箱から煙が出なかった。あぁ、これは不吉な予感が・・・。続いてバッファローが入場。佐野は奇襲を仕掛けて場外へトペコン。そしていつになく、ハードな試合を展開。なんか、国際とか某団体とかで見ているのとはかなり違うぞ。試合最後はラリアットでフォール負けだったような。

 そして、試合終了後、佐野がマイク。衝撃のマイク。
「1週間しか準備期間なかったけど・・・。ここに集まったみんなは真のSANOMANIAだ。そして、俺の宝物だぁ!!!」

 会場内爆笑。たたた、宝物なのかー、俺たちは。いやー、佐野の宝物にされてもなぁ。、ちょっと困るけどなぁ。でも、久々にすばらしいマイクだったかな。これはかなりインパクト大だなぁ。時が時なら最優秀マイクですな。

煙幕は片方だけ。 ハードな殴り合いを展開。
ブレンバスター 場外乱闘も。
ミサイルキック。 佐野のジャーマン。

 

 

 という訳で、正味1時間位の興行だったが、非常に密度が濃くて面白かった。しかし、宝物・・・。真のSANOMANIA・・・。う〜みゅ、何かと課題が多い(笑)。
スタッフの肩を借りて引き上げる佐野。