8月21日 国際プロレス・プロモーション

鶴見青果市場大会観戦記

 

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  という訳で、久々の鶴見青果市場。綱島駅の近くで土日祝限定の150円カレーを食べてからバスで一の瀬へ。この周辺、変わってないようで変わっている。行列の出来ていた味噌ラーメン屋がなくなっている。ジャスコの中の本屋も無くなった。レジも若干変わっている。やはり9ヶ月という年月は人も景色も変えさせるって事だな。

 そして、鶴見青果市場。ここは全く変わっていなかった。クロネコヤマトの宅急便の看板があったのだが、その隣には「宅配はありません。」と突き放すような看板があったりして、どっちやねんという感じがする。青果市場の前のアルティメット用の金網も電流爆破も。でも、お客さんの入りは、イマイチ。14時の時点では10人位だったが、徐々に客足が伸びてきて、まぁ、最終的には40人弱位まで入ったかな。サイン親父も健在だった。こっちに手を振られてもなぁ。てな訳で、適当に着席。だいたい14時半位に全カード発表。なんか微妙に変わっている。まずは第0試合。ピンクタイガー軍提供試合。今日は、佐野は大分とのハシゴらしいとの話だったが、どうやら間に合わなかったようだ。

 


第0試合 ピンクタイガー軍提供6人タッグマッチ

 まぁ、コーナーからコーナーへ対角線上に進む拝み渡りがちょっと面白かったな。6人タッグのはずが5人しかいなかったような。あと、休憩時間中に、通りすがりの子供に人気だったな。

 

 


第1試合 ○並木紀子、田村 vs ×レディパワー2号、726

 なんかカードが変わってる。いつのまに田村が。しかし、Uも遂にミックスドマッチに出場か。っていうか、既に経験済みの可能性大だけどね。私が知らんだけで。最初は田村と726の対戦で、続いて、並木ちゃんと2号の対戦という風に、男子対男子、女子対女子という組み合わせだったのだが、徐々に男子対女子の組み合わせに。田村が2号に容赦ないサッカーボールキックを見舞ったのには、ブーイングだ。Uなのに女子選手を蹴るなんて、あぁ、俺のUが。しかし、売店にいた五郎ちゃんは男子対女子の組み合わせの時に「西田、ルール!」とクレームを言っていたが、アイアンマンは、これはこういうルールなんですよ。と主張。五郎ちゃんは男子同士、女子同士で試合をやるものと思っていたらしい。まぁ、いまや、Uですら女子を攻撃するご時世だし。ミックスドマッチルールも進化していってるんですかねー?
 試合は並木ちゃんのバックドロップ2連発?で2号からフォール勝ち。相変わらず危険な落とし方だった。
妙に気合入りまくりの田村。 2号のドロップキック。前よりは打点が高くなったかも。
並木ちゃんのヒップアタック。 726のドロップキックで2人まとめて吹き飛ばす。
容赦ないキックの田村。前田が泣いてるぞ。 ドロップキック。
並木ちゃんのバックドロップ。この後、丸め込んでフィニッシュ。

 

ここで急遽若干の休憩。

 

 

第2試合 マッスル坂井 vs アントーニオ本多

 噂のマッスル・・・っていうかDDT提供試合。マッスルの対戦相手はXとなっていたが、やはりアントーニオ本多だった。本多のテーマ曲は何度聞いても素晴らしい。そして、羽織っているガウンも素晴らしい。まるでどっかの旅館からパクって来たのでは無いかと思わせる位に素晴らしいガウンだった。リングに上がる時の佇まいも猪木にかなり似ているような。それにしても、最近猪木系のキャラ多いねぇ。
 坂井と本多が入場した後、更にテーマ曲が。なんと鶴見亜門が登場だ。亜門は、今、マッスルに足りないものは何か?それは強さの象徴、チャンピオンベルトである。そこで、この試合をIWGTヘビー級選手権試合とする事を宣言。ちなみに、IWGTとは

International Wrestling Goro Tsurumi

の略である。しかし、坂井に、「ベルトは?」と聞かれる亜門。そう、ベルトが用意されていなかったのだ。それならばと、自らが着用していたベルトを抜いて、これをIWGTのベルトとする事を高らかに宣言。嫌がるアイアンマンを中央に引っ張って、恒例の記念撮影を行ったのだった。

坂井登場。 怪しいガウンをまとって本多が入場。
鶴見亜門も登場。 急遽、IWGT選手権試合が決定。記念撮影。

 

 試合は、本多の猪木ムーブが炸裂。延髄斬りやコブラツイスト。あと、妙にタメの長い、インディアンデスロックやヘッドバットなどで会場は大受け。しかし、場外に転落後エプロンによろよろと立ち上がった本多に対して、坂井がラリアット。っつーか体当たり?その後、本多は場外のマットに転落。何と、舌を出して痙攣している。何かどこかで見たことあるようなシーンだが、気のせいだろう。とにかくこれは危険だ。危険すぎる。プロレスは殺し合いじゃないんだ!という訳で、危険を察知したアイアンマンが即座に試合をストップ。坂井の勝利が宣告されたのだった。
アームブリーカー! インディアンデスロック!
ラリアットでエプロンから場外へ転落する本多。危険だ! なんと場外で舌を出してダウンしてしまった。これは更に危険すぎるっ!
アイアンマンが即座に試合をストップ。坂井勝利!

 

 しかし、ここで、サプライズが!何と、坂井の腰にはIWGTのベルトを巻くことができなかったのだ。亜門も「ブクブクブクブク太りやがって!」と坂井の王座を剥奪。急遽、再試合を行う事に。再試合の対戦相手として指名されたのは何と会場さん。いや、会場さんもかなりのグッドシェイプだとは思うんですけどね。しかし、先ほど、あんなに危険だった本多は大丈夫なのだろうか?再試合に耐えうる身体なのだろうか?しかし、そこは鍛え抜かれた肉体を誇るプロレスラーだ。ちょっと体調不安定っぽかったが、何とか再試合に臨んでいった。

 そして、再試合。またしても、場外に転落する本多。そして、エプロンに立ったところに、今度は会場さんのアックスボンバーが炸裂!そして、転落した本多は、またしても舌を出して危険な状態に。これは、どこかで見たと思ったら、第1回IWGP決勝戦の再現じゃないですか(笑)。平成に蘇った蔵前の悪夢。それが鶴見青果市場で再現されようとは、まさか猪木もホーガンも予想だにしなかっただろう。それはさておき、本多はまたしても危険な状態に。当然のごとく、試合を止めるアイアンマン。そして、初代IWGT王者は会場さんと決定!しかし、マッスルではIWGTベルトの防衛戦は一切行われないとの事。じゃ、どこでやるんだろう?また国際でやるのかな?それはそれで楽しみ。

急遽、再試合決定で、リング上に戻される本多。大丈夫か? しかし、リングに戻ればプロレスラーの意地がある。弓を引きまくるナックルパートで会場さんに攻撃。
またしても場外転落しエプロンに立った本多。会場さんが何かを狙っている。 そして、会場さんのアックスボンバーで再び場外転落した本多。またしても、舌を出してダウン。またしても、危険すぎるっ(笑)!

 

 

 

第3試合 ザ・グレート・タケル vs 岸勝也

 タケル久しぶりだな〜。久々に踊ってみたよ。しかし、マッスルの後に試合するのは、ちょっとつらかったかもねぇ。試合はタケルガ勝ち。
飛ぶタケル。 更に飛ぶ。
これがフィニッシュ。

 

 

 ここで休憩。トイレトイレと思っていたが、何と、初代IWGTチャンピオンである会場さんの撮影会が開催されるとの事。結局、ベルトは巻けなかったのか、首からぶら下げていた。
会場さん。 亜門。

 

 

第4試合 ファントム船越 vs 西野勇喜 vs 初代デモニオ・ブルメロ

 なんか休憩が終わったら、既に試合が始まっていた。時間差3Wayとの事で、まずはファントムと西野が登場して対戦していた。西野のヘッドバットはいい音するねぇ。なんかZIPANGっぽいような熱い攻防を繰り広げていたが、時間が経過して、デモニオブルメロが登場。何か圧倒的な存在感で、2人をダウンさせ、同時にダブルフォールでサクッと試合を終わらせてしまった。ファントムは谷津ができず。あぁ、西野もSPじゃねーか、考えてみれば。
西野とファントムのSP対決。 時間差でデモニオブルメロが入場。。
初めて見た怪奇派に、マッスル軍団は恐れおののく。 ブルメロがあっという間に2人を料理してしまった。
蹴散らかった椅子を直すマッスル軍団。

 

 

第5試合 アイアンハーキュリーズ1号 vs 宮本寛

 ハーキュリーは腕立てを披露。対抗する宮本も腕立てをやっていたが、迫力不足。しかし、ハーキュリーは一人しかいなかったので、あのポーズは出来ず。残念。試合はハーキュリーの勝ち。
ハーキュリーズは初代でしたよ。 腕立て伏せも披露。
宮本のムーンサルト。 最後はパワーボム。

 

 

第6試合 森谷さん、維新力 vs 健心、松崎一彦

 なんかカード変わってるな。まぁ、いいけど。森谷さん流血。維新力縦縞パンツ。ダヨ−ンのおじさんのパンツを記事を小さくしたみたいだ。そして、詩ちゃんも来場していた。素晴らしい。試合は森谷さんと維新力が仲間割れして・・・どうなったんだっけ?
維新力のタックルが森谷さんに誤爆。 まさかの仲間割れ。
そそくさと引き上げる駿馬。 森谷さんは流血。

 

 

チャレンジマッチ ○JRFライオン vs ×isami(ニート)

 isamiには会場から「ニート」という声援が飛ぶが、本人は「ニートって言うな。」と否定していた。今日はチャレンジマッチという事で、タイトルマッチでは無い。毎月防衛戦はさすがにきついらしい。試合はライオンの勝ち。いつもの通り、三沢ムーブなどが結構交霊していた。
タバコを吸ってバイクで登場したisami。 背後からミサイルキック。
場外。 吹っ飛ぶisami。
STF。 敗れたisamiはライオンと固く握手。

 

 

メイン IWAタッグ選手権試合

鶴見五郎、ザ☆テリーファンク vs マミーブラザース

 最後は久しぶりの赤青マミーが乱入して、ノーコンテスト?だったかな?
五郎ちゃんが試合後マイクで、来月の新木場でポイズン澤田を呼ぶので、マミー軍団と、4対4で対戦だと宣言。これは楽しみかもしれん。
マミーブラザース入場。 試合開始。
ランカシャー。この技の別角度は毎日新聞の記事でどうぞ。 レッドとブルーが乱入。何年振りだ?
ブルーマミー怖い。 マミー軍団勢ぞろい。でも、クローンとスーパーがいない(笑)。

 

 

 最後、興行の締めはアントーニオがやったんだっけ?今回始めてきたお客さんがやっていたような気もするが。今日の興行は長かったが、マッスルが面白かったな。あとも、まぁまぁ。
来月の新木場は楽しみだ。
本多が締めたんだっけ? 喜ぶマッスル坂井。早く日記更新してくれ。
例によって最後はグダグダに。