8月7日 国際プロレス・プロモーション
茅ヶ崎青果市場大会観戦記
THE ROOT OF ENDLESS ROAD
<インディペンデントスペシャル> 夏祭り IN 茅ヶ崎
何やら前日に部屋で飲んでいたらついつい飲みすぎて、起きたら体調最悪だった日曜のお昼。今日は茅ヶ崎で夏祭りですよ。五郎ちゃんが非常に力を入れていると言う。そんな状態で出かけたので、せっかく充電していたデジカメの電池を持っていくの忘れてしまった。そして、巣鴨で松屋で飯を食ったら、なんか逆効果だったようで。まぁ、とにかくそのまま茅ヶ崎まで東海道線でGo!!。着いたら14時半頃。う〜む、バスも怪しいし、北茅ヶ崎まで行けばいいのかもしれんが、既に改札出ちゃったし。しゃーないからタクシーで青果市場へ。なんか、ひっきりなしに車や人が行きかっているな。人も多い。適当に買出しして、今回はさすがにお茶1リットルとチューハイを購入。戻ってから暫く話をしていると、15時05分頃にいきなりゴングが。おぉ、早いよ、気合入ってるな、いや、館林への移動の都合か?多分、そっちっぽいな。てな感じで第1試合開始。お客さんは実数160人だって。びっくり。なんたって、椅子が4列並んでるからね。でも、残念なのは、リングが妙に建物よりに設置されていて、花道が短かったことかな。 |
第1試合 ○怨霊、死神 vs ファントム船越、×佐野
確か、悪夢軍団(古いな)の二人と佐野は、この後、館林に移動なはず。それで、開始時間も15時05分だったのかな。試合は、怨霊のパウダーとファントムの谷津ですかね。先月は出せなかった谷津を今月は前回して大張り切りだった>ファントム。久々のファントム垂れ幕に燃えたのか?でも、セットは誰がやったんだ?との話もあるが。この後、3人は無事に電車で館林に移動完了したらしい。 |
谷津全開のファントム。 | フィニッシュの怨クラ。 |
ここで急遽休憩。リング調整との事だったが、調整していたっけか?
第2試合 ×渡辺宏志 vs ○ムサシ大山
久々だな、この二人見るの。野津さんなんか渡辺を見るのは屋台村以来だそうな。それもそうかもね。それはさておき、ムサシ大山のテーマ曲は毎度のことながら壮大だ。なんかの映画かドキュメンタリーのオープニングなんじゃないか?とか北の最終兵器なんじゃないかと言われていたが、とにかく壮大。試合は、じっくりとしたグラウンド中心の展開だったが、長かったな。10分位だけど。最後はムサシ大位山の勝ち。また壮大なテーマ曲が茅ヶ崎に響き渡った。まるで宇宙を彷彿とさせるような曲。やはり野口さんを生んだ街だけの事はある。 |
大山の勝ち。 |
第3試合 ○戸田秀雄 vs ×726
戸田の対戦相手は、当初は746とか747とか556とか551とか言われていてさっぱり見当がつかなかったのだが、蓋を開けてみると、DDT所属の726だった。な〜んだ。って言われても、知らないっての。どうも、なつむと呼ぶらしい。Hi69とか704とかと同じ系列か。 試合は、え〜っとこれがまた覚えてません。紙テープ飛んでたな。戸田が勝ったはず。 |
726の619。 |
第4試合 初代デモニオ・プルミエ vs ケン片谷
いきなり会場さんが喋り始める。私は国際プロレスのコミッショナー代行だが、怪奇派軍団のマネージャー?でもある。とか、これから登場する初代デモニオは
初代デモニオ・プルミエ という名前の特別なデモニオらしい。会場さんがわざわざ控え室まで迎えに行く力のいれぶり。でも、地獄の門番というより、地獄の番長といった感じがしなくもない。一方のケン片谷は、不満そうだったが、観客は一様にプルミエコールで歓迎ムード。試合も場外乱闘が多く、国際っぽくって非常に楽しめた。やはり青果市場場外が広いのでいいぞ。試合はプルミエが勝ったんじゃなかったっけ?プルミエ?プ・ルミエ?違ったっけ?パンフ無いので自信ないぞ。 |
会場さんが直接迎えに行く位の超大物怪奇派、初代デモニオ・プルミエ。 | ケン片谷は不服そうだったが、相手が初代では仕方がない。 |
場外。 | いいぞ、トラックにぶつけちゃえ(笑)。 |
大暴れのプルミエ。 |
第5試合 ○ターザン後藤 vs ×維新力浩司
なんかこのカードはパンフに載っていなかったらしい。つまるところ、ボーナストラックか?で、最初にライディーンに乗って入場したのは維新力。相撲!そして、続いて汚れた英雄が流れて後藤さんの入場なのだが・・・・・・これがなかなか入場して来ない。おぃおぃ、もう3番目になっちゃって、もうすぐ終わるぞって頃にようやく入場。じらすな〜、さすが後藤さんだ。そして後藤さんのセコンドには、画伯や渡辺や上野リングアナとか例の女性マスクマンのジェラシーMAXなど、ぞろぞろと。
そういや、この試合はチェーンデスマッチだったね。でも、ダブルチェーンではなくて普通のシングルチェーン。それはちょっと物足りないかも。でも、試合がはじまったら、なかなか面白かったっつーか。結構チェーンが長くってトップロープから飛べたりしたし・・・っていうか、途中でチェーン外れたんだっけ?後藤さんが意図的に外したのかも。そして、必殺のビール瓶登場!当然のごとくコーナーで割って、維新力の額に突き刺す。やっぱ後藤さんはこうでなくっちゃね〜。っていうか、後藤さんもいつの間にか流血していたし。 |
焦らしに焦らして後藤さんが入場。 | チェーンデスマッチだが場外乱闘も満載。 |
流血した維新力は椅子を投げつけられる。 | 得意のビール瓶攻撃。得意の風船を股間に付けてアピール。 |
噂のジェラシーマックスも登場。 | 手に持ったのは火種。このあとビッグファイヤー。 |
後藤さんはリング下の五郎ちゃんを挑発。そういや、後藤さんは髪が短くなっていた。 |
ここで休憩。
第6試合 鶴見五郎、ザ☆テリーファンク vs ザ・マミー、ブラック・マミー
まずは五郎ちゃん入場。てっきりタッグだからテリーも一緒に入ってくるのかと思ったら別々の入場だった。そしてテリーは?と思ったら、奥のほうの自販機近くの控え室から入場。おぉ、これは意表を疲れた。近づいて写真を撮るといきなりクラッシャーさんが開口一番
「インチキだよなぁ。」 と声を掛けてきた。何が?と思ったが、どうやらテリーファンクのリングネームの事らしい。何でテリーファンクなんですか?と聞いたところ、本人も知らない間に勝手に付けられたらしい。まぁ、よくあるお話?ですな。 |
マミー登場。 | ブラックマミー、随分変わったなぁ。 |
ザ★テリーファンクも入場。 | 五郎ちゃん裸足。 |
引き上げるマミー。心なしか顔が引きつっている。つか、ズレてるだけか。 |
セミファイナル IWAミッドヘビー級選手権試合
△JRFライオン(王者) (両者リングアウト) △アジアン・クーガー
という訳で試合開始前の記念撮影。カメラをお持ちの片どうぞご自由にって事で、今日はお客さんが多かったのでかなりの盛況だった。 |
クーガー入場。 | 続いてチャンピオンのライオン入場。 |
記念撮影。 |
ライオンには相変わらず、三沢とか天山とかバイキングまで憑依して、得意技をパクリまくり(笑)。対するクーガーも今日は椅子が4列もあるので、派手に使いまくり。特に、ライオンにスルーされて椅子に突っ込んでいった時は凄かった。4列を一気に飛び越えていったなぁ。相島に匹敵しますよ。 |
椅子トペコン | 拝み渡り。ってか拝んでないけどね。 |
三沢ばりのエルボー。 | ここから戦場は場外に。 |
鉄柱に振る。 | ここからクーガーは豪快に吹っ飛んで椅子に突っ込んで行った。 |
椅子まみれのクーガー。 |
さて、試合は場外乱闘に巻き込まれる女性も出てきて、いい感じになってきたのだが、そのまま戦場は場外へ。トラックにぶつけたりしながら、更に青果市場の建物に乱入。2階まで上がってしまった。さすがに、そこまでは追いかけられない。下で待っていると、青果市場の入口の屋根の部分に登場した2人。なおも乱闘を続けていたのだが、遥か後方の方から両者リングアウトを告げるゴングの音が聞こえてきてしまった。きゃはは、両リンかよっ!さすが、デューク。でも、面白かった。国際はこういう不透明決着じゃないとねぇ。で、そのデュークもいつのまにか屋根の上にまで来てライオンの防衛を宣言していた。 |
クーガーのギロチン。 | 油断してると場外乱闘に巻き込まれますよ。 |
更に戦場は花道を通過して・・・ | 控室へ。 |
なんと戦場は屋根の上に。 | ライオンはクーガーを落とそうとしていたが・・、ここでまさかのカウント20! |
ライオンの防衛。 | こんなとこで再戦を申し込まれてもなぁ。ところで、上にあるのはアスペクトでしょうか(笑)? |
メインイベント 有刺鉄線バットデスマッチ
○佐々木貴、BENTEN vs 非道、×バイキングタニグチ
いやー、この試合もいい試合だったなぁ。佐々木もBENTENもカッコいいね。そういや、これは有刺鉄線バットマッチだったな。かなり面白かったような気はするが、記憶が・・・。最後は佐々木がマイクで締めた。 |
久々のBENTEN | これまた久々の佐々木貴! |
バイキングと非道。 |
さっそく場外乱闘。 | 飛ぶBENTEN。 |
非道とタニグチが分からない攻撃。 | BENTENが非道を吹っ飛ばす。 |
机を設置し、その上にタニグチを。 | 佐々木貴が飛んだ。あぁ、青果市場の机が! |
苦しむ谷口。 | でも、めげずに発射! |
合体攻撃。最後は佐々木、BENTEN組が勝ったらしい。 | 締めのマイクは佐々木貴。内容は忘れました(笑)。 |
そういや昔は傘の骨くらい痩せていたのに、随分とBENTENも身体が戻ったものだ。 | 最後はバキューン。 |
という訳で、かなり不安だったが、蓋を開けてみれば大盛況で好試合続出。いい興行でした。結構早く終わったし、やればできるって感じですな。お客さんもみんな楽しそうだったしねぇ。選手も楽しそうだったと思うよ。この団体の魅力は選手と観客の距離が近いこと(近すぎるとの説もあるが)、場外乱闘が多い事。場外を追っかけるのが好きなんですよ、私は。まぁ、今回は面白かった。 |