1月11日 国際プロレス・プロモーション

鶴見青果市場大会観戦記

第106回定期戦

 

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 13時半頃に会場に到着。いつもなら例の金網のところ辺りで座って待つのだが、今日はその辺りが日陰になってしまっていた。仕方がないので、ざうおの前のファイヤーで暖をとりつつ、開場を待つ。それにしても、ざうおは繁盛してるねぇ。ひっきりなしに(という程でもないが)お客さんが入って行く。なんかテレビでも紹介されたとかされないとか。それに引き換え、国際は・・・。とも思ったが、まぁ、ぼちぼちとお客さんが来ていたかな。とは言え、40人位かな。

 という訳で、会場内には怪しい曲(会場さんの趣味?)が流れる中、リング上では公開練習が。佐野と大作(何故か会場にいた)が、練習生に受身やロープワークを教えていた。どこの練習生なんだろう?ちなみに、この日のリングは見慣れないリング。ロープが1本余っていたぞ。どこのリングなんだろうか?

 リング上での練習は熱心に続けられていたが、14:30頃に五郎ちゃんからアマチュアマッチやるよとの声がかかったので、練習は終了。でも、っていうか、ひょっとしたらサイン親父を待っていたのではないか?との説も。とにかく、親父が来るのと同じタイミングでアマチュアマッチ開始。

 アマチュアマッチは、国際常連のS村さん対T永さん。S村氏はこの日で引退との事だったが、見事に一本勝ちを収めていた。しかし、残念ながら引退セレモニーは行われなかったのだった。そいつあー、残念だよねー。

 で、会場さんによる本日の対戦カード発表。今日は全4試合で、メインはIWAタッグ選手権試合。しかし、ここで、五郎ちゃん登場。普段、IWAタッグのベルトは五郎ちゃんが管理しているのだが、今日は忘れてきてしまったとの事。従って、今日はベルトなしでタイトルマッチをやってくれないか?との申し入れだった。しかし、そこへデモニオウノドスが入場。デモニオは喋らないが、リングアナの会場さん経由で以下のコメントを。「ベルトを忘れたのであればタイトルマッチとしては認められない。ノンタイトルで第1試合に行え。」みたいな感じ。五郎ちゃんもそれに従って、第1試合で行う事を承認。そして、第2試合で行われる、IWAミッドへビー級選手権試合で佐野が10分以上戦う事が出来た場合は、IWAジュニアタッグの王座に佐野&ファントム船越組が挑戦できるようになるとの事。なんだかよく分からない流れだが、今日はそういう流れらしい。

五郎ちゃん登場。ベルトを忘れた事を会場さんに告げる。 スーパーマミーもやってきた。
デモニオも登場。 ノンタイトルマッチで第1試合で行われる事が決定。

 

 

第1試合 ○鶴見五郎、スーパー・マミー (リングアウト)×デモニオ・ウノ、ドス

 今日のデモニオは先月までのデモニオとはちょっと違う。ちょっと気合入る系のデモニオかもしれん。試合は、マミーの秘薬が飛び交っていたが、途中でデモニオがまさかの同士討ちで、なんとデモニオウノ・ドスが仲間割れ。場外で乱闘を繰り広げて、しまいには、台車攻撃で、完全に決裂(たぶん)。結局、デモニオが乱闘している間に場外カウントが進み、五郎ちゃん組のリングアウト勝ちとなったのだが、ノンタイトルなので、タイトル移動はなし。で、仲間割れしたデモニオの要望により、次回定期戦で、デモニオウノ対デモニオドスのトップオブデモニオが実現するらしい。
デモニオのモンゴリアンチョップ。 唸れ裏拳。
エルボー。 この攻撃のときにスーパーが避けてしまったので、デモニオが同士討ちに。
スーパー・マミーの秘薬はスペースシャトル チャレンジャーのような軌跡を描いて飛んでいった。 仲間割れを始めたデモニオ。
台車攻撃。 その間にカウントが進んで、五郎ちゃん組のリングアウト勝ち。
次回定期戦でシングル対決。 帰りも乱闘しながら帰っていった。

 

 

第2試合 IWAミッドヘビー級選手権試合

○JRFライオン (10分1秒 コブラツイスト) ×佐野直

 ライオン、久々だ。ロビンさんから奪った至宝のベルト。着々と防衛回数を増やしている。やはり、ミッドヘビーは長期政権になりやすいのだろうか?この試合、佐野が10分以上試合すれば、IWAジュニアタッグのベルトに挑戦できるという特典付き。まぁ、見てる側としては、どっちでもいいのだが、4試合だと寂しいので1試合増えて5試合だとちょうどいいかなという感じである。試合は一進一退の攻防で(手抜き)、あっという間に(でもないが)5分が経過。その後、いろいろあって、10分経過のアナウンスが流れた瞬間にライオンのコブラツイストがきまり、佐野がギブアップ。なんと、時間は10分1秒。ギリギリだが、辛うじて10分を超えたという事で、ジュニアタッグのタイトルマッチが決定したのだった。
ライオン入場。 記念撮影。
何故か真剣白刃取り。 ブリッジ合戦も。どことなくストロングスタイプっぽい?
首四の字を倒立で脱出しようとしたライオンの腕を取って腕ひしぎにいく佐野。どっかで見たような攻防だ(笑)。 フィニッシュはコブラツイスト。10分直後だった。
今までで一番しんどい防衛戦でした。

 

 

第3試合 ×バイキングタニグチ vs ○ブラックマミー

 なんかブラックマミーもいつもと微妙に違ったような。この試合でも秘薬が飛び交っていたような気がする。
ざうお行け、ざうお。 しかし、ちょろっと外に行っただけですぐ戻ってきた。残念。
フィニッシュは、チェーン上へのDDT。

 

 

第4試合 ヘルエン vs ×荒井、アイアンハーキュリーズ

 確か、ヘルエンのリングアウト勝ちだったような。
荒井のラリアット。リング上は秘薬まみれだったので、ヘルエンの背中も白い。 ブレンバスター。

 

ここで休憩。寒いのでトイレが大変だっての。
レジが混んでいたので、酒の補填はなし。

 

 

メインイベント IWAジュニアタッグ選手権試合

○トウカイブシドーV3、V3かな? (スタナー)×佐野直、ファントム船越

V3かな?は、なんかいつもと違うぞ。心なしか一回り身体がでかくなったのでは?
あと髪の毛も短くなったのでは?というのは多分、気のせいだろう。まずは記念撮影。やはりタイトルマッチは記念撮影がないと。ちなみに、今日のV3かな?は「先輩」ではなく、「部長」らしい。最後は、佐野がベルトを持ち出して、V3に攻撃。そこで、なんとベルトが壊れてしまうハプニングが発生。そして、ベルトによる攻撃をかわしたV3はベルト上へのスタナーでカウント3。まぁ、正確にはベルトの上でスタナーをやっても、効果倍増という訳ではないだろうけど。ちなみに、ベルトの修理代は30万だとか。でも、五郎ちゃんには内緒らしい。とは言っても売店にいたけど。
ハイタッチ。 記念撮影。
ツープラトンの攻撃も。 佐野のディスティニー。
ベルトを持ち出して攻撃する佐野だったが。 最後は、ベルトの上でのスタナーということで、フィニッシュ。

 

 試合後、マイク。V3かな?が「今日は今までの中で一番しんどい防衛戦でした。」とどこかで聞いたというか、第2試合の時と同じようなコメントを出していたのが笑えた。やはり、今日は部長だから、センパイとは一味違うというかなんというか。あとはなかなか締まらないマイク合戦でなんとなく終了という感じ(笑)。

 でも、まぁ、今日は、まぁまぁだったかなーと私は思うのだが、いかがなものでしょーかねー?つまらなくはなかったと思うが、凄い面白かったか?というとそうでもないな。まぁ、そんな感じの興行でしたということで。こういう感じだと観戦記書くのも時間掛かるってことかもね・・・と。