7月6日 国際プロレス・プロモーション

鶴見青果市場大会写真

第100回IWA定期戦スペシャル

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 という訳で、100回という事なので、ちょろっと気合を入れて早めに会場に行ってみたりした。青果市場前のジャスコで酒を仕込む。それにしても、ここの缶チューハイはどうして冷えてないんだろうおか?冷やしてあるのは氷結ばっかし。あんまし氷結は好きじゃないのだが、ぬるいのよりはましかな。
 ざうおは繁盛しているな。昼間っから豪快な掛け声が聞こえてくる。昼間っから飲むなよ(笑)。そして、目の前の金網も健在だ。しかも、よく見ると、ここの金網には巨大ラダーまで設置されている。まぁ、ラダーというか鉄柱に見えなくもないが。でも、金網の中は、水がたまっていて、ちょっと試合をするにはバッドコンディションだったかな。

 で、会場の中を遠巻きに見てみると、中でなにやらカメラ用の台が設置されている。CTNという事はケーブルテレビ中野ですか。特番をやるのかな?更にはサムライのカメラもきたな。でも、雑誌のカメラマンは来てないね。なんかこの日は20興行あるって話だったよーな気がするから、取材も無理っつー話か?そして、会場の片隅にはトラックが。よく見ると金網が搭載されている。ジャッジサポートから借りたみたいだね。いや、全女から借りて設営にジャッジサポートを借りたということかな?

 さて、会場前でだらだら話をしていると、何故か、次から次へとお客さんがやってくる。なんか、普段会場で見ない人たちが結構集団で来場している模様。いち早く会場入りしていたカラスジュニアからは、椅子がなくなっちゃうよとの言われるくらい、お客さんが押し寄せていた。確かに、設置されていた丸椅子はほぼ満席。急遽、ブルーシートガ敷かれ、そこにお客さんを座らせることに。実際には100人位いただろうか?これも後楽園効果ということになるのだろうか?おそるべし。でも、国際大好きのお兄ちゃんはいなかったな。

 で、適当に座って観戦。っつーか、14:20頃にスタートといいつつも、実際に始まったのは14:30くらいだったかあな。いつものことですな。。で対戦カードは随分と変わっていたなー。白装束の2人がまた出るらしい。既に旬は過ぎているんだけどね。せっかく登場したので、もったいないといったところかな?
 試合開始前に高齢のアマチュアマッチが。今日は常連のS選手しかいないので、対戦相手として、ビデオ係りのYさんが抜擢。アマチュアマッチにしては、Y野コールが起きたり、選手関係者から「Y野本気で行け!」「飛べ!」とか声援が飛ぶ白熱した試合になった。最後は、Y野さんがエスケープを奪う直前にS選手の関節技でY選手がタップしていたらしい。したがってS選手の勝ち。しかし、激闘を追え、自らの職場(ビデオ撮影)に戻るY選手の雄姿に観客からは惜しみない拍手が送られていた。そして、クレーン車の上に上る模様をサムライのカメラクルーが逐一追いかけていたのもすばらしい。放送したりするんだろうか(笑)?

続々とお客さんが青果市場に入っていく。 五郎フォントで印刷されたポスターが貼られていた。 CTNのカメラが設置されていた。特番するの?
急遽ブルーシートが敷かれたが、ちょっと湿っていたような気が(笑)。 サムライによる五郎ちゃんインタビューが。しかし、そこまで顔のアップにしなくてもいいのでは? アマチュアマッチは白熱した攻防だった。

 

 

 

 

 伊藤こーへーによるカード発表の後、トリプルM(?)のテーマが流れ、森谷さんが有刺鉄線バットを持って入場。「鶴見さん、あんたにはセミとメインで金網デスマッチ2連戦をやってもらいます。そして、セミの新宿鮫戦では、オレがレフェリーをやります。」とのこと。五郎ちゃんも、その要求をすんなり呑んだのだった。っていうか、前から発表になっていたので、今更言う話でもなかろーとは思ったが。まぁ、いっか。
森谷さん登場。メインでは五郎ちゃんに金網2連戦やってもらう。新宿鮫との試合は守屋さんがレフェリーをやると宣言。 「やってやるよ。」

 

 

 

第1試合 ○ファントム船越、トウカイブシドーV3かな? (足四の字固め)×トウカイブシドーV3、バイキングタニグチ

 なんか両チームに1人ずつV3がいたので、タッグパートナーが訳分からなくなってしまっていたが、最後はファントムの足四の字でV3がギブアップ。試合終了後、引き上げる選手に混じって、何故かレフェリーのアイアンマンまで控室に戻ってしまった。なんでやねん? 
V3入場。 夢のV3対決が実現。って前にもあったよーな。
V3かな?は妙にスマートだ。 フィニッシュの足四の字固め。

 

 

第2試合 佐野直 vs JRFライオン

 佐野が例のテーマに乗って後から入場。リング上に謎の文字を書いているところに、「USA!」と連呼しながら入ってきた、ギャングスター会場と、ブラックシャドウが乱入。なんと、佐野に暴行を加えて控室に連れ去ってしまった。リング上で、会場さんが久しぶりに「トゥナイト・・・」とか、「今日は国際100周年」とか言っていると、突然、インベーダーのテーマ曲が流れ、マスクド・インベーダーが入場してきた。いやぁ、まったくもって予想外の展開ですな(笑)。 
佐野がリング上で例の儀式をしていたところ・・・。 ギャングスター会場とブラックシャドウが乱入し・・・。
佐野を拉致!控え室に連れて行ってしまった。 会場さん「トゥナイト・・・」ブラックシャドウ「11PM」ライオン「AオンナEオンナ」とマイク合戦を繰り広げていたが・・・。

 

カード変更

○JRFライオン(反則)×マスクド・インベーダー

 入場はしたものの、まずは、トレーニングチューブ?チューブではなかったかな?そして、ハートアタックで会場さんが倒れるビッグアクシデントUSAが。しかし、ブラックシャドウの心臓マッサージで会場さんが蘇生。復活して勝ち誇る会場さん。そこにインベーダーのテーマ曲が流れ、勝ち誇る3選手。そのまま悠々と引き上げていくのだった。客席からは「ありがとう」「いい試合だったぞ〜」と声援が飛んでいたが、JRFライオンが「試合やってないじゃん?」とクレーム。おぉ、言われてみれば(笑)、と思いながらも、客席からは「いいよ試合しなくて。」という声も飛んだりしたが、残念な事に一応試合が始まってしまった。

 インベーダーが技を掛けるたびに会場さんが「This Is インベーダーバスター」などと声をかける。その後、ブラックシャドウのピープルズエルボーやくしゃみ攻撃、更には懐かしい、カリフォルニアロール攻撃もあったが、レフェリーのレフェリングマシン1号があっさりと反則負けを宣言。まぁ、インベーダー的には持ちネタはで出尽くした感があるので、このタイミングでの反則負けはいいタイミングだったのでは?で、試合終了後、何故か、ライオンまで「インベーダー」と叫びながら帰っていく。いつのまにか寝返ってしまったのか、もしくは最初っから、インベーダーサイドの選手だったのか?ジパンガーだったらインベーダー側なんだけどね。

テーマ曲と共にインベーターが登場。急遽対戦カード変更か? でも、その前にイッツトレーニングタイムUSA。
しかし、ゴムが外れてしまい、会場さんに当たってしまう、ビッグアクシデントUSAが発生。 会場さんはハートアタックを起こしてしまったらしい。心臓マッサージでなんとか蘇生を試みるブラックシャドウ。
見事に蘇生した会場さん。コーナーに上がって復活をアピール。 そのままリングを去っていく3人だったが、ライオンに突っ込まれて結局試合をやる事に。客席からは「試合しなくていいよ。」との声もあったが(笑)。
試合はカリフォルニアロールで反則裁定に。 帰り際にはライオンまで「インベーダー!」を連呼しながら帰っていった。

 

 

 

第3試合 ○スーパーアイアンハーキュリー (反則) ×ブラック・マミー

 ブラックマミーは入場時に子供を泣かせていた。カラスジュニアはマミーが怖いらしく、逃げ回っていた。このあい試合の最大のみどころは、なんといってもサイン親父。ブラックマミーがサイン親父の魂ともいえるスケッチブックを奪って、ハーキュリーズに攻撃を加える。そして、マジックスケッチブックに自らサインを始めるブラックマミー。しかし、書かれた文字は「クロマミー」。なぜ、カタカナなんだー。そのページをちぎってアイアンハーキュリーに渡していたあが、ハーキュリーはビリビリと破ってしまった。あぁ、あなんていうひどいことを。で、最後はどうなったっけ?なんか両者場外で場外カウントが進んで、「ざうお」コールとかもおきていたが結局、ざうおもジャスコもいかず。反則決着だったよーな。
場外乱闘でお客さんのコーラをこぼしてしまって呆然とする両選手(笑)。 「ざうお」コールが起きていたが残念ながら行かなかった。
場外での戦いが続く。 サイン親父の魂とも言えるスケッチブックを使っての反則攻撃。ブラックマミーは何故かカタカナで「クロマミー」とサインしていたが、ハーキュリーに破られてしまった。で、反則勝ち。どっちが勝ったんだっけ(笑)?

 

 

セミ ○デビル、BENTEN (リングアウト) ×白装束軍団員アルファ、ベータ

 試合終盤にサタンが登場。場外でリングアウトのカウントが進んでいる間に、サタン
ガちゃっかりリングインしてリングアウト勝ち。

 試合終了後、リングアナの伊藤こーへーが白装束軍団に控室に連れ去られるアクシデントがあったが、なんとか無事だったようだ。

デビル登場。 BENTENも。
白装束は白い布を持って登場。 BENTENが飛ぶ。
最後はリングアウト勝ち。でも勝ったのはサタンだったのでは(笑)? 控室に連れ去られた伊藤こーへーは大丈夫だった模様だ。

 

 

 ここで休憩。金網設置のためだったのだが、これがまた長かった(笑)。だって、ジャスコに酒を買いに行こうとしたらレジが混んでいたので断念した一旦青果市場に戻ったけど、まだまだ時間が掛かりそうだったので、もう1回ジャスコに行って酒を買い直しに行く余裕がある位長かった(笑)。でもまぁ、休憩の間、佐野と伊藤こーへーがいろんな選手のテーマ曲を流したりしてDJのように話をしていたので、休憩の長さも気にはならなかったな。まぁ、待たされるのはいつもの事だし(笑)。

 

 

 

セミファイナル 金網デスマッチ ○鶴見五郎(KO)×新宿鮫

 金網のボクシングマッチだったのだが、ルールが特別ルール。10カウントでKOの後に、30秒をカウントして、その後に10カウントのダウンを奪わないと勝ちにならないという過酷なルール。この辺のルールは国際オリジナルか。

 試合は、五郎ちゃんが結構パンチに苦戦していたが、最後は鮫からKO勝ち。というか、もう忘れたよ(笑)。

試合はボクシンググローブマッチ。 パンチに苦戦した五郎ちゃんだったが、最後はなんとかKO勝ち。

 

 

 

メインイベント 金網デスマッチ+チェーンデスマッチ ○鶴見五郎 (KO)×ニセ大仁田

 いやー、もうすっかり展開は忘れてしまったのだが(笑)、五郎ちゃんは流血。鮫のパンチで流血したんだっけ?で、メインは金網+チェーンデスマッチ。チェーンを巧みに使った五郎ちゃんが森谷さんからKO勝ち。

 そして試合後、森谷さんが今度こそ、本当の引退をする事を表明。五郎ちゃんからは、今度は国際のコミッショナーとしてやっていくように言われ、最後は全選手がリングサイドに集結し、引退のテンカウントゴングを鳴らされたのだった。

金網を使った攻撃を駆使する五郎ちゃん。 この試合はチェーンデスマッチルールで行われた。
チェーンで絞首刑。 最後はKO勝ち。

 

 

敗れた森谷さんは、今度こそ引退する事を宣言。 カメラのインタビューに答える森谷さん。
試合後、全選手がリングサイドに集結し、引退の10カウントゴング。 五郎ちゃんは大流血してました。

 

 そうそう、次回予告。

 次回はヘルエンに白装束が挑戦するらしい。しかもタイトルマッチ。
 そして、4月のリベンジという事で、五郎ちゃん、戸田秀雄 対 ハーキュリー、死神 の再戦が決定だそうな。しかし、戸田のホームページの日記によれば、再戦なんて聞いてなかったらしい(笑)。どないなっとんねん。

 あと、伊藤こーへー曰く200回記念大会は8年半後になってしまうので、それまでに国際プロレス10周年記念興行とか、鶴見五郎還暦記念興行など、節目節目に記念興行をやっていきたいとのこと。 

 という訳で、今回は100回記念という事で、なかなか面白かったが、金網がちょっと外したかなと。でもまぁ、今回来場してくれた大勢のお客さんの目には、今回の興行はどう映ったんでしょうね?次回の茅ヶ崎に来てくれる人はどの位いるのかなぁ?まぁ、そういうことで。