6月6日 国際プロレス・プロモーション

後楽園ホール大会観戦記

定期戦100回記念大会前夜祭

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 前日のZERO-ONE後楽園でポスターを確認。ほんとに後楽園でやるんだねぇ。まぁ、あくまでも今回は前夜祭で、100回記念は鶴見青果市場だからね。などと思いながらもせっかくなので、休みを取って早々に後楽園ホールに到着。で、前オフを(笑)。前日も水道橋で飲んだ気がするが、気のせいだろう。で、前日飲んだ店は夕方から営業してるのね。普通の居酒屋は17時から営業開始の店が多いので、前オフの店探しに苦労する事が多かったけど、その点、水道橋はさすがだ。そして、よくよく探してみると、養老の瀧は16時から営業していて、しかも、19時までタイムサービスで中生200円ですよ、奥さん。という訳で、これは利用しない手はないって事で。まぁ、確かに安かったな。生5杯(笑)。

 で、19時開始だし、18時半位に着けば余裕かとか思って行ってみたのだが、なんか予想以上にお客が多い。最前列どころか、ひな壇の席を結構埋まっている感じ。なので、まぁ、適当に西側の角っこを陣取ってみた。本部席近く。18:45位からアマチュアマッチ。しかし、照明が落ちた状態だったので、なんか暗くてよく分からんかった。3試合行われたが、すべて3分1本勝負だった。

 そういえば、売店とかパンフもいつもの国際と同じだった。五郎ちゃんの奥さんも来ていたし、フリーマーケットも行われていた。その正面ではK-DOJOやナイトメアの売店もあったのだった。

 そして、気になるお客さんの入りなのだが、これがまた非常によく入っていてかなりびっくり。どうやら、K-DOJOのお客さんやらWEWのお客さんや一見さんが大勢来てくれた模様。かつての伝説のユニオンの200人とかの再現になってしまったらどーしようとか思っていた(それはそれでよかったけど)。そして、お客さんが、また暖かくって。なかなかいいリアクションにかなり感動したね。だって、伊藤こーへーのアナウンスでどよめきとか起こるんだぜ。普段の20人、30人の観客じゃ、どよめこうにもどよめきようが無いからね。あぁ、お客さんが多いってのはいい事だなぁと。改めてそんな風に思ったね。まぁ、だかと言って後楽園を定期的にやられるとちょっと困るかもしれんが。

フリーマーケットも開催されていた。 このお客さんの入りには正直ビックリ。

 

 試合開始前に五郎ちゃんの挨拶。しかし、そこにコミッショナーの森谷さんが登場し、五郎ちゃんとやりあう。何を話していたんだっけっかかなー?あんまし覚えてないよ。
五郎ちゃん登場。 トリプルMこと森谷さんがプロモーションビデオが流れる中入場。
垂れ幕もあったね。

 

 

 

第1試合 K-DOJOプレゼンツ お船、PSYCHO vs アップルみゆき、山縣優

 おぉ、どっちが勝ったんだっけー。しかし、PSYCHOだけ男なんだね。山縣優ってのは初めて見たけど、元アルシオンですか?アルシオンって見た事ないなー。何となく聞いた感じだと、山縣優と輝優優って響きが似ているような気もするが、名前が一緒っていうだけだろうな。最後はどっちが勝ったかは忘れたけど、最後はお船ちゃんがマイクで「お船でピョン!」と締め。1,2,3が最初に付かない締めのマイクは新鮮かもしれない。
お船のドロップキック。 せっかくなので載せてみた。

 

 

第2試合 新旧入れ替わり!分からない対決!

○ヘルスエンジェルス(デビル、サタン) vs × X’s(No.2、No.3)

 これまたK-DOJO。実は私は千葉に一度見に行った事があってですね。X’sのマスクは見た事あるんだけどさ。マスクド・デスマッチXと酷似してるよね。マスクのデザインが。まぁ、デスマッチの方もK-DOJOにゆかり(notジェンヌ)の深い人だから、納得っつやー納得なんだけどさ。

 で、我らがヘルエン。デビル、サタンのセコンドにはシャドーが。おぉ、シャドー、グッドシェイプ!っていうか、セコンドに付いてたのがシャドーではなく試合していたのがシャドーだろう。シャドーは久々のシャドーだったね。スワンダイブ式ドロップキックが綺麗にきまっていた。何やら、後楽園で試合慣れしているのかも。仮に一番グッドシェイプな選手がデビルだとすると、国際に登場するのは久々かも。サタンはアレかなぁ。こないだシャドーじゃなかったっけか?などと一通り、訳の分からないコメントを書いてみたが、まぁ、そういう事ですよ。

 ヘルエンは入れ替わりにはお客さんが沸いていたね。なんか、ちょっと嬉しかったかと。最後は、ヘルエンの勝ちだったんだけど、勝利しても回転し続けるヘルエンに向かっていったX’sは遠心力で弾き飛ばされていた。おそるべし、ヘルエン。ひょっとしてコルク入り?

入場するヘルエン。 早くも入れ替わり。
ダブルのアトミックドロップ。 3人掛かりのショルダークロー。これは効きそうだ。
勝って入れ替わるヘルエン。Xも弾き飛ばされる。

 

 

 

第3試合 ○荒井修 vs ×DJニラ

 荒井のローキックを1発受けたニラが場外でマイクをつかんで「ギブアップ!」と叫んだが、レフェリーにあっさり却下された。しかし、荒井をコーナーに詰めて連続して攻撃を仕掛ける時にK-DOJOファンの人達から掛け声が起こっていた。素晴らしい。しかし、そのファンの声援もかなわず、ニラはギブアップ負け。
睨み合う。 足を取る荒井。
マウントを取ったニラだったが、あっさりひっくり返される。 最後はこれだっけ?

 

 

第4試合 スクランブルバンクハウストルネード8人タッグマッチ

○非道、gosaku、鮫、YOSHIYA vs ×ニセ大仁田、中牧、タニグチ、死神

 パンフにはスクランブルハウスマッチと書かれているぞ(笑)。当初、このカードは通常のタッグマッチ×2だったが、8人タッグにして正解だったよなー。最後はYOSHIYAが担架で運ばれていってしまったが、大丈夫だったらしい。
先にバットを取ったのはsosaku。ちなみにコルクは入ってなかったらしい。 南側で乱闘する死神とYOSHIYA。
客席に放り投げられるニセ大仁田。 場外で有刺鉄線バットを振り回す。
エプロンでやられるニセ大仁田。 タニグチのボディアタック。
鮫のドロップキック。今日はグローブしてなかったな。 YOSHIYAが大の字で心配されたが、大丈夫だった模様。

 

 

 

第5試合 ○TAKAみちのく(ジャストフェースロック)×佐野直

 佐野は南側から入場。あ、リング上には例のアレが用意されているじゃないか。っていうか、この入場は佐野先生!さて、試合はなかなかにいい試合でしたね。佐野のタイツは船木を意識したんだろーか?フィニッシュはこういう名前だったよーな気がする。
南側から入場する佐野。 コールと同時にスモークがシュワー。
佐野のタイツは青。 ブリッジも極めた。
SANOドライバーがTAKAに決まる。 TAKAのミサイルキックを佐野が下から迎撃。
佐野を称えるTAKA。

 

 

 ここで休憩。ビールビール。

 

 

セミファイナル ○BENTEN、JRFライオン、V3 vs ×黒田、向井、UZ

 両チームとも南側から入場。ライオンの入場テーマ曲は黒田のをパクってたね。ライオンサイコー!とか言うテーマ曲をわざわざ作ったのか(笑)。心配されたV3の入場はリングサイドを一周して無事に行われた。ところでUZって誰?KITOとは違うのね。試合はBENTENのボディプレスで勝ち。 
南から入場したWEW軍団。 V3はリングサイドを一周してリングイン。
南側通路全力疾走でラリアットを放つ黒田。 スモーピオンを繰り出したV3。
ハーキュリーズのアレをやってからエルボーを落としたJRトーカイコンビ。 BENTENが傘で牽制している間に、モンゴルトレインが炸裂。しかし、ビッグウェイブとか誰が分かるんや(笑)。
V3のドロップキック。 掟破りの逆駅弁。
飛ぶBENTEN。 たぶんこれがフィニッシュ。

 

 

 

メインイベント チェーンデスマッチ

○鶴見五郎 (脱出KO) ×金村キンタロー

 いよいよメインイベント。この試合は公正を期す為に、WEW側でも国際側でもない中立のレフェリーが裁くらしい。誰だったっけ?先に金村が入場し、続いてベルトを肩に掛けた五郎ちゃんが入場。セコンドには荒井修。もう一人は誰だ?
入場する金村。 五郎ちゃんも入場。肩にはIWAヘビーのベルトが。

 

 

 しかし、ここで予想だにしない事態が。五郎ちゃんをマミーブラザースとデモニオABが急襲したのだ!あぁ、後楽園という大舞台のメインなのになんていう事だ(笑)。っていうか、まぁ、まさに国際ならではという展開ではあるんだけど(笑)。おかげで試合前から五郎ちゃんは流血。なんとかリングインしてチェーンを装着した両者。
いきなり秘薬まみれ。 デモニオとマミーブラザースが共闘して五郎ちゃんを襲う。
中立のレフェリー(名前失念)が覗き込む。 という訳で試合開始。

 

 

 試合はチェーンデスマッチなので、フォールカウントはなく、互いに鍵を奪い合う展開。しかし、中立のレフェリーが乱闘に巻き込まれてダウン。そして、サブレフェリーのアイアンマンもダウンしてましたよ。最後はよく覚えてないけど、五郎ちゃんが脱出してKO勝ち。完全決着!ほんとか?
トップロープから引きずり落とす。 脱出を図るも金村が抵抗。金村はルールを把握していたのか?
レフェリーが巻き込まれて、サブレフェリーのアイアンマンも場外に転落。 レフェリー不在の状態で爆YAMAスペシャルをきめる金村。
非道も乱入したのだが・・・ 最後は五郎ちゃんが脱出KO。
五郎ちゃんの勝利を宣言するアイアンマン。 しかし、中立のレフェリーは、アイアンマンの裁定を否定。結局、試合結果はどうなったんだ?
と考える暇を与える暇もなく、マミーブラザース再乱入(笑)。 なんか今日のマミーはたくましいな。つか久々。
森谷さんが次回の100回大会でPWCの刺客なんちゃらかんちゃら。
ひきあげる五郎ちゃん。 スポットライトを浴びてかっこいいぞ。

 

 

 

 

 という訳で、面白かった。次回予告抜粋。

 森谷さんは、国際プロレス、鶴見五郎そのものに終止符をうつために、次回に金網デスマッチを開催するらしい。それは昭和56年、国際プロレス終焉の地、羅臼大会と同じシチュエーションで、眼下に広がるオホーツク海は金網。その向こうに見える国後島はジャスコに見立て、あの日と同じ形式で試合をするらしい。いや、これは楽しみ。。。。かな?

 とにかく、今回は、感動したよ。いろいろと。お客さんにも選手にもスタッフにも感謝ですよ。という訳で、無事に終了した後楽園大会。次は100回だ。

次回予告。叫ぶ伊藤こーへー。