１月１４日国プロ鶴見大会観戦記　第70回ＩＷＡ定期戦スペシャル

　早めに移動してしまったので、鶴見青果市場には、13時半頃に到着。随分と早く着いてしまったものだ。どうせ始まるのはまだまだ先だし、飲むしかないのか？でも飲むとトイレが近くなるから大変だなどと思っていたのだが、結局買い出しに。それにしても、ジャスコで酒を扱う様になって本当に便利な世の中になったものである。21世紀とはこういうことなのかもしれない。

　などと思いつつ、再度（Not浮世亭）、青果市場へ。一応リング上では練習をしている様だ、誰が練習しているのだろう。と思うのも、今日はEAGLEが小山でIWAJAPANが新潟で興行を行っている。という事は、タケルとかクラッシャーとかが欠場という事だ。っていうか、今日の国際は事前にカード発表になってたっけ？なんか、Ｊｒタッグのトーナメントがあるとかないとか？まぁ、お楽しみにしておこう。

　という訳で、チケット購入し会場内へ。それにしても････寒い。お客さんの入りも当初は寒かった。14時位は７人で、これはタイ記録では！と期待もしたが、14時を過ぎてから続々と客足が伸びて、最終的には30人位。個人的には２１世紀だから、21人というのを期待したのだけどね。30人とは、かなりの大入りでは（笑）。それにしても、なんか若い女性が多いな。どういう事？私の知らない間に国際プロレスはトレンディなスポットになってしまっているのだろうか？で、寒さに震える中、14:15頃にアマチュアマッチ開始。

第１試合　ＩＷＡＪｒタッグ選考試合１
○シャドー、？　ｖｓ　×長瀬館長、カラス

　当初は、長瀬館長＆カラス組の相手は、ファントム船越＆ニセアニマル浜口の予定だったのだが、どっちかが欠場という事で、代打としてシャドーが参加するとの事。しかも、俺一人で十分と言う事らしく、１人でタッグマッチを闘う事に。

　で、開始早々、控えに回るシャドー。ん？ひょっとしたらパートナーがいるのかな？そういえば、なんとなく見えて来たが、館長やカラスには見えなかったらしい。そして見えないパートナーとタッチしてリングインしたシャドー。その後も見えないパートナーにタッチを求めたりするものの、館長がカットに入ってなかなかタッチできない。しかし、場外でカラスのケブラーダを館長に誤爆させ分断に成功。館長を丸め込んで見事フォール勝ちを収めたのだった。という訳で、シャドーが決勝戦進出。って、いいのかなぁ。

第２試合　ＩＷＡＪｒタッグ選考試合１
○荒井、佐野　（反則）×トウカイブシドーＶ３、森谷さん

　Ｖ３はハイタッチの替わりにお客さんに何やら配っている。よく、見ると二瓶組のチラシだ。会場内にいた客と関係者に配りまわっていたので、パートナーの森谷さんは、早く上がれとちょっとお怒り気味。しかも、Ｖ３は寒い為に、上半身に黒いジャンバーを着込んでいる。確かに寒いからねぇ。そういえば、荒井はハンセンのテーマで登場。ロングホーンのポーズも決まっていた。２代目ハンセン襲名かな？

　試合は、Ｖ３と荒井が先発。しかし、Ｖ３は直ぐに森谷さんにタッチ。森谷さんがやられても、寒さを理由にタッチを拒否。森谷さんは徐々にイライラモードになり「おまえチャンピオンだろう」とＶ３を攻め寄るシーンも。え～っと、確か、Ｖ３の攻撃が森谷さんに誤爆して森谷さん転落したんだっけ？その間にＶ３が荒井に逆エビを仕掛けていたが、ベルトを持って森谷さんが登場したと思うと、Ｖ３の背中にベルトで殴りかかった。あぁ、仲間割れだぁ。という訳で、森谷さん組の反則負け。あ、そういえば、この試合、佐野は出てないぞ。まさに、ダブルバウトって感じですな。

　森谷さんは、Ｖ３にタイトルマッチを要求。次であるのかな？そして、怒りながら帰っていく森谷さんを迎え入れたのは、なんと中牧。ん？なんか不穏な雰囲気だなぁ。

　いやぁ、この試合は凄かった。デモニオがオバケを場外に落とす、上がる、また落とす、上がる、また落とす、上がるを４回ほど繰り返し、その後はじゃんけん攻撃。負けた子オバケは頭を抱える。そして、最後は転がして丸め込んでデモニオのフォール勝ち。凄いというか、そういう意味では、非常に酷い試合でしたねぇ（笑）。でも、国際的な見方をするといい試合だったかも。という意味で、とりあえず、凄い試合だったと言っておこう。そうだよ、こうおいう試合こそ、藤波に止めて貰わないと。我々は殺し合いをやってるんじゃないんだ。あ、でも、オバケは死んでるし、デモニオは地獄の番人だから両方ともには既に死んでいるのかもね。

第４試合　ＩＷＡＪｒタッグ選考試合１決勝戦
○シャドー、Ｖ３　（丸め込み）×佐野、荒井

　この試合開始前に、Ｖ３が登場。シャドーのパートナーとして名乗りを上げた。これが認められて通常のタッグマッチって事に。なるほど～。そういえば、この試合で荒井は６０kgとコールされていた。いやぁ、どっから見ても６０kgだねぇ。私よりも軽いのか（笑）。

　で、試合は、ん～っと。場外に転落したＶ３がお姉ちゃんの横に座って休憩。それを追いかけた荒井は隣に座ってＶ３の肩を抱いている間に（笑）、シャドーが佐野を丸め込んでフォール勝ち。見事優勝となったのでした。あ、そっか試合の印象がないのは、試合の大半が、レフェリーに対しての選手のイジメシーンが中心だったからだ（笑）。杉本レフェリーもたいへんだな。ところで、この試合は選考試合という事で、これに勝っても別にチャンピオンになるって訳ではないらしいぞ。まぁ、そういう訳で。

セミ　ＩＷＡタッグ王座決定戦
デビル、○サタン（ジャーマン）×ブラックマミー、ザ・マミー

　何やら、前チャンピオンのエルコマンドスが謎のタイトル返上を行ったらしい。それでこの試合が王座決定戦らしい。

　何やら、この日のマミーは膝蹴りとか繰り出して、なんとなく格闘技っぽいぞ。で、最後はたぶん、サタンがジャーマンでブラックマミーからフォール勝ち。見事チャンピオンに返り咲いたのだった。そうそう、この日からベルトがリニューアル。っていうか、国際プロレスで発掘されたベルトらしい。

　なんか中牧と森谷さんの関係が微妙だ。敵の森谷さんを何気に誉めたりして非常に怪しい。でも試合は続く。タニグチが森谷さんを連れて会場入り口のトラックにぶつけて、お約束の会場の外に。後ろで五郎ちゃんの制止する声が聞こえたがそんなものはお構いなし。いやぁ、ジャスコに向かうお客さんの驚いた表情は、一種の快感ですねぇ。うひゃひゃひゃひゃ、でも、観客のジャスココールも届かず、会場の入り口周辺で乱闘はおしまい。客の不満を察知してか、二瓶組長がベンツに杉本レフェリーをぶつけていたぞ（笑）。
会場内に戻ってみたら、タニグチが流血していた。そして、リングに戻った２人。その間、五郎ちゃんと中牧は定位置のまま。ひょっとして、場外での乱闘中の微動だにしてなかったのだろうか、多分そうだな、素晴らしい。

　で、試合は五郎ちゃんがタニグチからフォール勝ちを収めたのですわ。そのタニグチの不甲斐なさを攻める中牧。おっと、また仲間割れか。なんか、去年の８月にも仲間割れしていた様な気がするが、おそらく気のせいだろう。そして、いつのまにか、森谷さんがリング上で五郎ちゃんに対して毒霧を放っていた。え？どういう事？っていうか、予想通り（笑）？まぁ、それはいいとして。

　で、試合後のマイクはＶさんの観戦記を参照してもらうとしてですね。覚えてる範囲で抜粋。

五郎ちゃん「森谷だまされるな。俺はそいつに５回もだまされてるぞ。」

森谷さん「いい子の森谷さんはもういなくなったんだ。」

帰っていく森谷さんと話してくると言って控え室に戻った五郎ちゃん。控え室のドアが閉じたかと思うと、その向こうではドンドンと凄まじい音が。一体、ドアの向こうでは何が起きているんだ？気になって仕方がないぞ（笑）。お客さんも森谷さんに考え直して貰う様に悲痛な叫びを上げる。しかし、意外とすぐにドアが開いて五郎ちゃんが出てきた。開口一番

「森谷と戦争だよ！」

　おぉぉぉ。っていうか、うひゃひゃひゃひゃひゃ。素晴らしいですねぇ。いったいどうなってしまうんだ、２１世紀の国際プロレスは。これからも目が離せないぞ。でも、毒霧を噴いた森谷さんの表情。口紅塗ったみたいでちょっとイヤだな。


なんかムチャクチャな駐め方では？	二瓶組のカード	ＴＡＭＡの告知


見えないパートナーと試合に臨むシャドー。	先発は見えない人。


シャドーのタッチを妨害する館長。	ケブラーダは館長に誤爆。


ロングホーンポーズもさまになってきた？	Ｖ３はビラを配りながら入場。	Ｖ３に文句を言う森谷さん。


逆エビを仕掛けたところに。	森谷さんがベルトでＶ３を殴り反則負け。


森谷さんがベルトに挑戦	何故か中牧が森谷さんを迎え入れた。


じゃんけん攻撃でダメージを受ける子オバケ	あっさり決着


Ｖ３がパートナーに名乗り	何故か攻撃される杉本レフェリー。


場外で休憩中に決着がついてしまっていた（笑）。	最後に組長のラリアットがレフェリーを襲っていた。


これが発掘されたベルトだ	入れ替わり、あれ？


場外乱闘	入り口のトラック付近	外へ出た。ジャスコ～


さすがに通行人の奥さんも驚くわな。	ベンツ攻撃を受ける杉本レフェリー。


五郎ちゃんがタニグチからフォール勝ち。	毒霧噴いた森谷さんは中牧と結託。	森谷さん口紅してるみたいでちょっとイヤだな。


いい子の森谷さんはいなくなったんだよ！	なし崩し的にチームを組むらしいぞ。この２人は。


ドアの向こうでは凄まじい光景が繰り広げられていたらしい。	「森谷と戦争だよ」