12月3日 国際プロレス茅ヶ崎大会観戦記

第7回世界最凶タッグトーナメント

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 考えてみれば茅ヶ崎青果市場は今年初ではないか?かつては聖地と呼ばれていた気もするが、さびしくなったのぉ。13時ちょい過ぎに茅ヶ崎駅に到着。いつもならタクシーで行ったりするのだが、同乗者が誰もいない(笑)。一人で行くには高いのでバスを探すも、路線がいまいちよく分からない。とりあえず行きそうなバスは13:40。だいぶ先だな。あ、よく考えると、北茅ヶ崎駅から歩いても行けるんだねぇ。相模線は20分に1本あるから、これで行ってみよー。
 という訳で、自分でドアを開ける電車に乗って13:30に北茅ヶ崎駅着。初めて来たぞ。でも、歩いて10分弱で青果市場に到着。おぉ、これは結構近いな。茅ヶ崎市内の道路は混んでるからねぇ。

 で、青果市場入り口で優待券をゲッチューし、会場へ。何やら、会場付近には人がタムロしているが、どうなんでしょ?なんか関係者的な人の姿が多いというか、はっきり言って知った顔が少ない。まぁ、いつもの事だね。
 いろいろ調べた結果、なんか人がいるなと思ったのは、真戦組の関係者だったのか?あぁ、今日は真戦組があるのか?でも、その代わりジョニーは出ないらしい。それは残念(笑)。チケットを購入しブラブラ。アマチュアマッチ参加の皆さんにご挨拶。今日は3試合らしいぞ。
 会場には、椅子が綺麗に2列。強気だな>五郎ちゃん。お客さんは50人位いたかな?かなりの盛況ではないか。さすが、暮れの祭典だけのことはある。そうそう、今回の最凶タッグトーナメントは参加7チーム。従って、全6試合。本来なら、長瀬館長とV3のダブルタイトルマッチもある筈だったが、延期に?ちょっと寂しいな。

 14:10頃。まずはアマチュアマッチ3試合。今回はプロ興行のお客さんを入れた状態での試合。前回とちょっと勝手が違う。5分1Rの3試合だったが、比較的短時間での決着が続いた。プロ興行の開始は14:30頃かな?とりあえず、オリンピアは流しておこー。

 

 

第1試合 トーナメント1回戦

○トウカイブシドーV3、カラス(リングアウト)荒井、×おばけ

 荒井組は荒井、おばけ親、おばけ子の3人でトレインを組みながら登場。でおばけは親子のどっちが試合に出るのか、ちょっともめていたが結局は子供が出場する事に。しかし、黒帯をしているとは言え、子供はあくまでも子供。そんな子供に容赦のない攻めを繰り出してる風にも見えるV3。あ、ブレンバスターは痛いだろう。という訳で、おばけ子は、ちょっとやられるとすぐに荒井にタッチを求める。暫くは試合に参加していた子供だったが、ついにいたたまれなくなったのか?リング下に降りて、おばけ親に対して交代を直訴。それを受け入れた親は自分が出場する事を決意したらしい。そして荒井は、パートナーの交代を宣言し、レフェリーに認められた。まぁ、当然V3サイドからはクレームがついていたが、まぁ、なんとはなしに認められたって感じ?いいのかなぁ?まぁ、いいよね。

 さて、交替はしたものの、リング下にいるおばけ親。とりあえずは、リングインしなくては始まらない。ところが、親はあの体型なので、なかなかリングイン出来ないのだ、これが。そうこうしている内に、レフェリーが場外カウントを数え始める。10、11、12。カウントは進むが一向にリングイン出来ない。子供も手を貸すがダメ。カウントの最中に、私は新川崎から電話が掛かってきたので、実況中継(笑)。まぁ、見事にカウント20でリングアウト勝ちですよ。いやぁ、素晴らしい。

お化けトレイン ブシドーさんは赤ちゃんとハイタッチ 出場を嫌がるおばけ子。
すぐにタッチを求める。 ラリアットが誤爆。おばけは親に交替。 しかし、リングにあがれないおばけ親。そのままリングアウト負けだ(笑)。

 

 

第2試合 トーナメント1回戦

五郎ちゃん、○森谷さん(反則)×エルコマさん1、中牧

 アメリカ行きが中止になった中牧が急遽参戦。ほんとにコロコロ変わるカードだこと。試合は中牧が森谷さんに集中攻撃って感じ?最後は、エルコマさんが場外で森谷さんに爆竹攻撃。3回も爆竹を鳴らして、しあいには反則負けを喫してしまったのだった。いや〜、早いなぁ。っていうか、大変だよ。

下の方で光ってるのが爆竹ですわ。

 

 

第3試合 トーナメント1回戦

○マミー、ブラックマミー(喉輪落とし)×佐野、JRFライオン

 早くも1回戦最後の試合。今日のマミーはちょっとでかいぞ。っていうか、歴代マミーの中でもかなりの大型では?佐野は最凶タッグ初参加?さて、試合は場外乱闘が多かったが、最後は佐野が捕まってフォール負け。そういえば、JRFには今日も中西とかが乗り移っていたな。
今日のマミーはカメラ目線が多かった気がするが・・・ 場外で大乱闘

 

2000/12/6追加 ここから

第4試合 トーナメント準決勝

○五郎ちゃん、森谷さん vs V3、×カラス

 カラスとV3は2人でお客さんとハイタッチ。反対方向からぐるっと一周。試合は五郎ちゃん@PRIDE参戦?の独壇場とでもいおうか、ランカシャーの品評会的な(ちょっと誇張)技の数々でカラスやV3を手玉に取る。最後はなんだっけ?なんかでギブアップ勝ち。っつー訳で、五郎ちゃん組決勝進出。あ、思い出した。五郎ちゃん試合権利ないのに、フォール勝ちしたんではなかったっけ?う〜ん、定かでない。
一部重点的にタッチするV3 2人してハイタッチで場内一周
ランカシャー半開の五郎ちゃん。 この足の角度は痛いと思う。 ケブラーダを放つカラス。

2000/12/6追加 ここまで

 

 ここで休憩だっけ?EWPのチケットを売っていたが、買わなかった。見せて貰ったパンフにはブラック・マミマーという謎の選手名も。とりあえず、私は酒調達。

 

 

第5試合 トーナメント準決勝

○マミー、ブラックマミー(リングアウト)×ヘルエン

 1回戦をシードされていたヘルエンは準決勝からの参加。しかも、入場時にはシャドウも加えた3人で入場。サタンとデビルが黒いマントをしているのに対し、シャドウは白いマント。どうやら、カラスから借りたらしいぞ。

 開始早々、両チーム激しい場外乱闘。その激しさと言ったら、同日某所で行われていた大日本に匹敵する位激しい。例えば、熱燗を温めている鍋に顔を近づける攻撃とか、豚汁に入れるコショー(?)を相手にふりかける攻撃とか、まさに痛みが伝わってくるプロレス。椅子攻撃もコツンって感じのハードヒッティング。あまりの激しさに見ている観客が腰を抜かしそうであった(笑)。で、カウントが進み、17,18,19。あぁ、このままでは両者リングアウトだ。それはそれでいいけど、そうなったら、メインが無くなってしまう。それもそれでいいけど、やっぱちょっと困るなと思っていると19で示し合わせた様に全員リングイン。その攻防を2回ほど繰り返した訳だね。
 で、最後は、16位でブラックマミーがあがり、その後、19までに、マミーとヘルエンの2人がリングイン。しかし、もう一人のヘルエンは場外に残っていた訳で。つまり、ヘルエンは1人がリングに戻りきれなかったので、場外カウントアウト。マミー組のリングアウト勝ちだ。っていうか、いいのか?それで。ヘルエンは2人リングインしたからいいんでないの?客席からも、「間違ってないか?」との声も挙がっていたが、まぁ、いいんではないでしょうか?
 控え室に引き上げていくヘルエンが4人に見えたりしたのはおそらく気のせいでしょう(笑)。

一人だけ白いマント 熱燗攻撃だ
コショー攻撃に悶絶するブラックマミー。 何故か入れ替わりも見せたりして。

 

 

 ここで真戦組の試合。2試合でした。

 

メイン トーナメント決勝

○五郎、森谷さん vs ×ブラックマミー、マミー

 なんかブラック・マミー大きさが違う。っていうか、今日のブラマミは3試合とも大きさが違わないか?さすが、怪奇派たるもの、姿、形を自在に変更出来ないでどないしょうか?って感じですね。ま、決勝のブラマミは結構強そうだった。いわゆる、決勝仕様のブラックマミーって事かね?

 試合は、秘薬→秘薬→中牧乱入→秘薬誤爆(笑)で五郎ちゃんの勝ち。いやぁ、こうやって書くと単純に思えるけど、実際は大差ないです(笑)。来月の定期戦で中牧と五郎ちゃんは戦うらしいぞ。

秘薬スタンバイ中 後頭部に既に秘薬が。 中牧さん乱入を狙う。

 

 

 次回予告。IWAのベルトが何十年か振りに発掘されたとかで、来月はそのベルトをめぐって争奪戦があるらしい。なんでもJrのベルトだかタッグのベルトだかにするとかしないとか。細かい部分は後日発表でしょう。

 という訳で、なかなかの脱力感で楽しめた興行でした。面白かった・・・・よね多分。やはり茅ヶ崎はいいね。でも、やっぱ、私はこういう脱力系が好きだなぁ。そういう意味では来週のWWSも楽しみだわ。