11月5日 国際プロレス鶴見大会観戦記

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 実は、この日は定期戦の前にアマチュアマッチというのが行われたので、そっちから観戦。そのため、12時ちょっと過ぎに青果市場に到着という過酷なスケジュール。本当は12時開始との筈だったが、結局12時半開始だそうな。良かったかな。
 で、アマチュアマッチは合計4試合。全て5分1本勝負。その中でももっとも盛り上がったのが、第3試合。なんと、ローキックと逆水平チョップの激しい打ち合い。しかも、両者ともノーガード。素晴らしい、アマチュアマッチの鏡だね。
ローキック 逆水平チョップを胸を出して受ける。

 それにしてもアマチュアマッチの観戦代金2000円というのはいかがなものでしょう?まみまみだと思うぞ、私は。結局30分弱で終わった訳だし。それと、アマチュアマッチ、参加メンバーのレベルが違いすぎ。申し込めば誰でも出れるみたいではあるのだが、組み合わせとか一考の余地ありでは?

 さて、アマチュアマッチが終わると一旦、外に出されてしまった。仕方ないので、酒飲んで開始を待つ。ところで、噂の「半券3枚でチケット代半額」キャンペーンだが、実は

2000年の10月、11月、12月の3枚を集めると2001年の1月のチケットが半額になる

というシステムらしい。うひゃ〜。誰も予想していなかった結末に驚愕だわ(笑)。さて、この日は二瓶組長が試合に出るという事もあってか、会場内の椅子は、なんと2列。おぃおぃ、五郎ちゃん、強気過ぎないか?と思っていたが最終的には70人位入ったから、2列でほぼ正解。組長効果だね。で、14:30ちょっと前に試合開始。今日は5大タイトルマッチも含めて、全7試合。しかも、ジョニーも出るぞ。うひゃ〜、長そうだな〜。あ、ちなみに、ジョニーの音響設備は前回と比べてかなりこぢんまり。スピーカーもアンプも小さい小さい。しかし、これが、思わぬ悲劇を呼ぶのだったのだった。なんてね。

 

 

第1試合

○レッドマミー、ブルーマミー、エル・コマンド・トレス

vs

×タケル・ザ・グレート、ザ・グレート・タケル、JRFライオン

 第1試合は6人豪華タッグ。タケルとニセタケルは前回仲間割れしたのに何でまた組むのかなぁ?レッド・マミーは久しぶり。っていうか、今年初ではないか?それと、エル・コマンド・トレスも久しぶりだけど、どう見ても、トレスじゃなくって、ウノだろうと思わせる体型だった。

 この試合、レフェリーは、カス珍太郎だったのだが、JRFライオンがやたらとレフェリーに文句を言う。それもわざわざ名前で。「おぃ、カスどこ見てんだよ」「珍太郎しっかりしろよ」しつこい感もあったが、これで少し会場が盛り上がったかな?ところで、ライオンには今回は越中が乗り移った様で、コーナーからのヒップアタックを出していた。器用だなぁ。

 最後は確か、タケルとニセタケルが同士討ちの間にニセタケルがレッドに押さえ込まれたとか、そんな結果ではなかっただろうか?

グレートはお休みモード 連携プレーを狙おうってのも無理があるよね。この直後、同士討ちに。

 

 

第2試合

アメリカスミドル級選手権試合 60分3本勝負

○長瀬館長(2−1)×佐野直

 なんと、この試合、60分3本勝負。それを聞いた途端、客席からは一斉に「え〜っ」と非難(?)の声が。
 初めに入場した佐野、コスチューム忍者風になっている。しかも、背中には、704とデサント(?)風のロゴが書かれている。いやぁ、はっきり言って・・・・ノーコメント。まぁ、見た人が判断すべき問題でしょう(笑)。
 さて、この試合、何故か荒井と会場さんもリング上に。怪訝そうな顔でいかにも不信感を丸出しの館長に対して、荒井は「俺、コミッショナーだから」と勝手に宣言。試合前の記念撮影でも中央に陣取る。でも、会場さんは何だったっけ?館長のセコンドだっけ?


1本目 ○長瀬館長(25秒位 反則)×佐野

 開始直後、荒井と会場さんが館長を襲う。そのまま、佐野はマウントの体勢?で何やら館長に反則攻撃を続けていた。それを注意すべくカウントを数えるカス珍太郎。「1,2,3,4・・・・5」と5カウントまで数えてしまい、佐野の反則負け。館長秒殺だ(笑)。

2本目 ○佐野 vs ×館長

 セコンドの出だしに怒った館長。セコンド手出し禁止とかいう話だったが、やっぱり、3人掛かりの攻撃を受けてしまう館長。2本目は、佐野が取った。

3本目 ○館長(スリーパー)×佐野

 荒井と会場さんは「絶対手を出さないから」と言いながら、疑う館長に近づき、結局は3人掛かりの攻撃を繰り出す。なんか、3本とも同じ様な展開だ。デジャブを見ているかの様ですわ。3人掛かりの攻撃に苦しむ館長を救出に来たのは、なんと、正義の味方のウルトラマン・ロビン!ロビンは荒井と会場さんを蹴散らす。控え室に逃げ帰っていく2人。これでようやく1対1に。最後はミサイルキックなどから、館長の魔性のスリーパーが決まり、佐野がギブアップ。館長の防衛だ。
 勝った館長は、V3とのダブルタイトルマッチを要求。

佐野のニューコスチューム(後)。 再三にわたって荒井が乱入。
3人掛かりで館長に攻撃 ロビンが救出に来た。

 

 

第3試合 IWAミッドヘビー級選手権試合

○ウルトラマンロビン(フェースロック)×カラス

 久々のロビン、流されてはいなかったらしい。良かった。さて、この試合はなんと言ってもロビンのグッドシェイプが光った一戦だったのだが、それよりも気になったのが、会場控え室前の、ロビン応援団の皆さん(関係者)。ビンの一挙手一投足に反応し、ロビンを必死に応援していた・・・・んだかどっちなんだか(笑)。なんか、ポセイドン・サミーの時もそうだったけど、よそ者には冷たいのかなぁ?と思ってしまったりしたよ、私ゃ。
熱狂的ロビン応援団の声援を背に受けて・・・ ロビンは16回目位の防衛に成功

 

 

第4試合 IWAミドル級選手権試合

○トウカイブシドーV3(反則)×ブラック・マミー

 V3はハイタッチで会場一周。しかも、お客さんだけでなく売店にいた五郎ちゃんや五郎ちゃん娘。にまで強引にハイタッチ。しかし、その腰にはベルトがないぞ。盗まれたらしい。と思ったら、入場してきたブラック・マミーが腰に巻いていた。しかも上下逆さまで。
 試合は、ブラック・マミーがSTOとか出したりして意外なテクニシャン振りを披露したが、結局は、レフェリーを放り投げて、レッドカード。反則負けだ。敗れたブラックマミーはベルトを強奪して帰ろうとしたが、長瀬館長が襲いかかりベルトを奪い返す。
 リングに上がった館長は、V3にダブルタイトルマッチを要求。渋るV3。どうやら、ミドル級のベルトがリミット80kgで、館長のベルトが78kgの為、2kg減量するのが嫌らしい。という訳で、結局、ミドル級に館長が挑戦する事が決定。次回の茅ヶ崎で実現だ。
V3のタッチ 五郎ちゃんにも
ベルトを巻いて登場のブラックマミー。 レフェリーを投げ飛ばして
レッドカード。 館長がベルトを取り返してくれたのだった。

 

 

第5試合 IWAタッグ選手権試合

○エル・コマンド・ウノ&ドス vs ×マスクド・カンフー、荒井

 なんか、あんまし覚えてないぞ。

 

 休憩。そして、お待ちかね(?)ジョニー荻原のミニライブだ。でも、盛り上がっているのは我々のいる方向だけだな(笑)。という訳で、ジョニーは正面でもないのに、我々の方を中心に向いて歌うのだった。でも、最後の曲を歌っている内に、音響がオーバーヒートしてしまったのだった、あちゃちゃ〜。修理していたが直りそうにないな〜、もうだいぶ遅いし、周りは位しって事で、私は酒を買いにジャスコへ。ジャスコから帰ってきたら、セミが始まっていた。
歌うジョニー。しかし、レパートリーの追加は必至だ。

 

 

セミ ○森谷、二瓶組長(逆さ押さえ込み)×鴨居、たにぐち

 たぶん、結果はこうだった様な。試合開始早々、場外乱闘。たにぐちと森谷さんは会場を飛び出して外へ。ジャスココールは起きるものの、既に暗いし、たにぐちは「無理だよ」と言ってるし、無理はやめておこうかなと?

 しかし、ジャスコには行かないものの、トラックの前から、青果市場の横の敷地にまで移動して乱闘。いやぁ、一般のお客さんの冷たい視線が堪らないっす〜(笑)。たにぐち流血。そして、会場内に戻ろうと、入り口に近づいてみたら、組長と鴨居も会場の外に飛び出してきていた。組長はゴミ箱で鴨居を殴り、たにぐちには、売店のパンフで殴る。おぉ、自らの商品を凶器にするとは太っ腹だ。そして、二瓶組のステッカーを取り出し、たにぐちの顔に張り付け攻撃。それを受けたたにぐちは、キョンシーの様にピョンピョン跳ねながらリングに向かう。

 で、リング上でもみ合っている内に、レフェリーのカスが失神(?)。でも森谷さんの逆さ押さえ込みが決まっている。レフェリー不在だ!と思った途端、五郎ちゃんがリングに飛び込んで、カウント3。あれあれ、なんだか分からないが試合が終わったぞ。

 試合後も乱闘は続き、中牧まで飛び込んできた。そして、組長と森谷さんは予想通り仲間割れ。森谷さんは自転車で轢かれていたぞ。で、まだ乱闘が続いているっていうのに、メインの試合開始。

場外乱闘で。 あららら会場の外へ。 アスファルト上で森谷さんをフォール。もちろん、ノーカウント。
青果市場の横に来て乱闘。たにぐち流血。 入り口に戻る選手&観客。ジャスコのネオンが呼んでいるのに・・・・ ゴミ箱を使って攻撃する組長。
鴨居のパンチが組長を襲う。 最後は五郎ちゃんがカウントを入れた。
なんか乱闘。いつのまにか、メインも開始。 組長の自転車攻撃だ。

 

 

メイン IWAヘビー級選手権試合

○鶴見(3分位 反則)×中牧

 うやむやの内に始まった試合。気が付くと、会場さんとたにぐちが乱入していて、中牧の反則負けに(笑)。時間にして3分弱。いいねぇ、この短さ、タイトルマッチはこうでなくっちゃ。
森谷さんがつかまる展開。

 

 

 試合終了後、ののしりあう五郎ちゃんvsたにぐち&中牧&会場さん。でも、マイクは五郎ちゃんの方にしかないから、中牧組は不利だ(笑)。でも、口数では負けていない3人。みんな好き勝手に喋っていたので、とても覚えてないっす。とにかく、次の最強タッグ逃げるなよ!みたいな感じというか、とりあえず、次回の宣伝というかって感じでしたわ。

 次回予告。こーへーの音響が不調でちょっと落ち込んでました。とにかく次回は最凶タッグトーナメント。全9チーム参加だ(笑)。

 いや〜、面白かったぞ。うん。なんかいろいろ盛りだくさんだったし。久々に会場の外にも行ったし。ジャスコは相変わらず遠いけど。取りあえず、次も行かなくては。でも、アマチュアマッチはきついな。