1月9日
国際プロレスプロモーション
駒沢大会観戦記
今回の国際は本物偽物入り乱れてのなんちゃらかんちゃらで。要は国際が昨年やってきた偽物路線の集大成らしい。つーても、まぁ、あんまし期待出来ないかな〜?って感じ。 当日券を購入して、会場内へ。おぉ、なんと、プロレス記者歴数十年の菊池さんが取材に来てる。どうしたことか,菊池さんの目には、果たして国際はどう映るのやら?そして、売店では、組長が二瓶組の次回興行が決定。2/6(日),またしてもクラブヘブン。う〜ん、遠い。カードは二瓶組長vs藤原組長だそうな。組長曰く、「プロレス界に組長は2人いらない」だそうな。 さて、会場の駒沢第2体育館では、前回は、アリーナを開放しなかったが、今回はアリーナに椅子を並べていた。でも、当然ながらプエルトリコ方式。アリーナのチケットを入手した私は、一応最前列に陣取る。試合開始前に本部席には白いベルトが。IWAのベルトらしい。ベルトの写真を撮るべく本部席に近づくと伊藤こーへーに嫌がられる。それでも、続々と写真を撮りに来る素人連中(笑)。試合開始は14:25頃。 さて、定刻になり、大会公式テーマソングである、山口百恵のイミテーションゴールドが流れる中、カード発表。今日は58回定期戦であると同時に、佐野直成人記念大会らしい。 |
会場はこんな感じ | なんと菊池さんが取材にきた。 |
第1試合
○ニセA浜口、ニセK・カーン(7分35秒片エビ固め)×ニセKYワカマツ、ニセN・ニールセン
まぁ、ニセA浜口は予想通り、「気合いだぁ〜」のかけ声とともに登場。差し出されたモルツにも「今日はいらない」と浜口である事にこだわる。ニセK・カーンも、予想通りのモンゴルマン。ニセニールセンはタノムサク。ニセKYワカマツは、市川大輔でしたわ。うひゃひゃ。あ〜あ。 まぁ、浜口とカーンはいちおう偽物っぽく振る舞っていたが、ニセKYワカマツは全然似てない。っていうか、市川大輔、お前、ワカマツ見たことないだろう?って感じ。大体傘持ってきた時点で既に違うし、ワカマツは試合中に「宇宙パワー」とか「KY〜」なんて言わないって。でも、「素晴らしい〜」は言うか。まぁ、いいけど。 浜口とカーンは、ジャパンプロレスゆかりの懐かしいツープラトンを披露。最後は、浜口のブロックバスター。 |
左がニールセンで、右がワカマツだ | ジャパンプロレスゆかりのツープラトン攻撃 |
第2試合
○ロビン、JRFライオン(8分5秒 ドスカラススペシャル)×ニセロビン、ニセJRFライオン
ニセロビンはなかなか本物そっくり。っていうか、本物の方が古いロビンのマスクで登場。首から下は2人ともそっくり。ニセJRFライオンは、JRFのコスチュームで登場。 ニセJRFは妙に腰が低い。本家に対抗して、「効いてないぞ〜」を連発。途中はニセと本物JRFの間で、「効いてないぞ〜」合戦が繰り広げられた。JRFライオンは途中で華麗な空中殺法を披露。マスカラスの様だ。 最後は、ロビンがドスカラススペシャルで勝ち。それにしても、ロビンは本物も偽物も見事に飛ばないねぇ〜(笑)。 |
ロビンvsロビン夢の対決。何故かぐるぐる走る2人。 |
JRFライオンが飛ぶ |
第3試合
○ニセデビル、デビル(5分19秒 反則)×ニセエルコマンド1、エルコマンド1
ニセデビルは、コマンドのマスクを被って登場。ニセコマンド1は、デビルのマスクを被って登場。要は見習いと言うことらしい。 途中で入れ替わりをみせるヘルエン。さすがに今回はレフェリーも区別がついたらしい。最後はレフェリー暴行でデビル組の勝ち。 退場際にデビルは某ファンからモルツを強奪して退場。しかし、そのモルツにはニセモルツと書かれており、「なんだこれは?」と文句を付けるデビル。 |
ニセデビルは見習いだから、こんなマスク | ニセコマンドも、デビルのマスク |
第4試合
○ニセポーゴ、ポーゴ(10分18秒 体固め)×ニセ中牧、中牧
ニセ中牧・・・・・・・佐野でやんの(笑)。おぃおぃおぃ。会場内から「え〜」の大合唱が。ニセポーゴはペイントした飛田だった。 試合は、ニセ中牧が捕まってしまい、中牧が、ニセ中牧の動きの悪さに怒り、ついには、ラリアットを見舞う。仲間割れ?ニセポーゴが中牧に「紛らわしい事するんじゃないよ」と突っかかる。最後はどうなったんだっけ?東スポによれば、ニセポーゴがニセ中牧から勝った事になってる。まぁ、ポーゴと中牧が試合そっちのけで、共闘とかしちゃったから、無理矢理終わらせたって感じ。ニセポーゴがマイク「せっかく正月だから楽しくやってるってのに、アンタら大人げないよ。こうなったら、佐野と組んでお前らとやってやるよ」更にマイク「ガルダムだけが埼玉じゃないんだ。埼玉プロレスは人対人だって埼玉なんだ、分かったか!!」とかなりご立腹の様子だった。 |
ニセポーゴ | ニセモノ2人は随分遠くまで乱闘に出かけていった。 | ニセ中牧って言われてもなぁ。 |
場外乱闘は続く | ポーゴ同士のラリアット |
ここで休憩。第3試合までは、ダレダレの試合だったが、第4試合の飛田で少し救われたって感じ。 |
セミ
△荒谷、ニセ鶴見(3分47秒 ノーコンテスト)△ニセ剛、奥村
ニセ鶴見は、コスチュームまでそっくりになった。ニセ剛は、なかなかショアをやってくれない。ほんとは、ニセ荒谷として、奥村が登場したのだが、実際には奥村茂雄とコールされた。 ニセ鶴見は、途中でヅラが取れたりして、でも、技から脱出するよりも、ヅラの装着が優先。それをみて、荒谷がちょっと怒る。その後、鶴見のラリアットが荒谷に誤爆。それで、荒谷が怒り、鶴見を攻撃。そして、奥村も加勢してツープラトン攻撃に、ムーンサルトで、ニセ鶴見をいたぶる。結局はカンナムなんちゃらになっちゃう訳だね。つー訳で、ノーコンテスト。しかし、早いなぁ。 |
本物に近づいたニセ鶴見 | ニセドラゴンスリーパー | ヅラが取れてしまったニセ鶴見 |
ラリアットが誤爆 | 荒谷奥村組がニセ鶴見にツープラトン攻撃 |
敗れても最後までニセ者と貫いた飛田 |
メイン
○鶴見、ニセ大仁田、ヤセ矢口(5分50秒体固め)×ニセMトーキョー、ニセTファンク、ニセT後藤
ニセMトーキョーはスタンドから踊りながら登場。ニセ後藤もリング上で一緒に踊る。まぁ、あとのニセメンバーは予想通り。試合は、なんか仲間割れ的な展開もあって「またかよ」と思ったりしてで、最後は五郎ちゃんが勝ったんだよな。たぶん。 試合後、「本物の後藤を連れてこい」的な展開。そんで、ヤセ矢口が「1、2、3愛だ〜」で締め。次回予告編はあるにはあったが、何も決まってないとの事。 |
ニセ大仁田を応援する、ニセニセ大仁田と客席に登場 | 2階から現れたニセMトーキョー |
階段を下りてくるトーキョーだが | タイツに挟まれているのは変な紙切ればっか。 |
なんと後藤さんまで踊った | 後藤vs大仁田の対決が実現 |
試合後、本物の後藤を連れてこいと言う五郎ちゃん。何故か右には有刺鉄線ボードが | 最後はヤセ矢口が愛だ |
という訳で、ニセ者シリーズの集大成との事だったが、なんか寄せ集め的なメンバーでひねりが少なかったな。それはそれで、面白くなかったかというとそうでもなかった。なんか、お客さんも笑ってたし。ま、はずれではないが、当たりでもないって感じですね。最近の国際はこんな感じが多いかな。 試合後、埼玉プロレス第4弾興行の発表が。飛田曰く「期待しないで見て欲しい」との事だってさ。 |