11月3日 国際プロレスプロモーション
大津大会観戦記

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 会場に到着したのは、13:45頃。例によって、選手が練習中。ま、当然始まる訳はないわね。酒飲んでうだうだと話している内に14:30。ここまで開始が遅れても誰も文句を言わない。素晴らしい観客だ。そういや、今日は、お客さんの数はどれっくらいかな?ま、例によって、70人位かな?
 で、14:30頃,伊藤こーへーがリングイン。対戦カード発表。なんとなんと、剛が欠場。腕の負傷だってさ。おぃおぃ。まぁいっけどさぁ。つー訳で、カードが小幅に変更。全6試合。

 

第1試合

○トウカイブシドーV3(6分位 片逆エビ)×市川大輔

 V3は例によって、会場を1周してハイタッチしながらリングイン。市川ストアーは、前回と比べて明らかに,いい動き。ドロップキックや走り込んでのエルボーでガッツのあるファイトを見せる。でも、V3は掌底で反撃。ひょっとして、今日のV3はライガーじゃないか?との疑惑が観客からふつふつと沸き上がる。で、最後はV3がスワンダイブ式ライダーキックか
ら,きつい逆エビでギブアップ。でも、市川大輔は頑張った。惜しみない拍手が観客から送られていた。
ライダーキック フィニッシュは片逆エビだった

 

 

第2試合

○船越、JRFライオン(ジャパニーズレッグロールクラッチ)×佐野、タケル

 タケルの入場時に、踊る一部の観客。でも、タケルは踊らず。う〜みゅ。
 え〜っと、佐野とJRFは2人して、掌打の撃ち合い。ひょっとして、2人ともライガーなのか?新日離脱後,大忙しだな、ライガー。JRFにはその後、マスカラスが乗り移りフライングクロスチョップを見せたが、今度は、タケルがカブキ。アッパー、ラリアット、ぐるぐる回る。う〜む、面白いぞ、この試合。っつーても、この書き込みだけでは伝わらないな。ま、それはいつもの事さ。
 佐野ドライバーを繰り出して頑張った佐野だったが、最後はバテバテになってしまい、ファントムのジャパニーズレッグロールクラッチでフォール負け。いや、でも、面白い試合だったぞ。
JRFの・・・・なんだっけ?この技 タケルのブランチャ 佐野ドライバー・・・・だそうな
カブキイズムがよみがえった と思ったら東プロイズムだ。忙しいのぅ。

 

 

第3試合 3分3R

△幻(引き分け)△荒井

 ここで場内暗転でもすれば良かったのだが、ここではそんな訳にもいかないわな(^^;。
 伊藤こーへーが唐突に「今こそっ、格闘ロマンを突き進め!幻〜!」と叫んで,幻登場。続いて、「荒井〜!」で荒井のテーマが鳴り荒井登場。おぃおぃ。なんか、夜更かししすぎだぞ。
 試合は、ところどころに。小川vs橋本のパロディーはあったものの、セコンドの二瓶組長が「俺は止めねぇぞ」との宣言もあり(笑),その後はオーソドックスな展開。
 そういえば、2Rに幻がグローブを外したのだが、素手でパンチを放つのは反則だとコミッショナーの五郎ちゃんから注意が。さすが、コミッショナー。でも、ゾンビアの爪はOKなのね(笑)。
 どっちかと言えば荒井が優勢だったが、結局、時間切れ引き分け。
時間切れ引き分け

 

 

第4試合

○中牧、ニセ大仁田(ラリアットから)×スカルバ、ゾンビア1

 スカルバは、例によって狭いかと思ったが、なんか今日は手のポーズが違う。まるでツボでも触っているかの様だ。そんなニュースカルバのポーズに観客もいまいち波に乗れず。
 更に、試合開始早々、会場の片隅で並木ちゃんとサイン親父の攻防が始まったので、一部観客はそっちに注目。気づいたら、リング上はいつの間にか、スカルバに交代していた。みんな、ちゃんと試合見ろよ(笑)。
 そうそう、話はさかのぼるが、第2試合開始前に、レフェリーのアイアンマンがリング下に潜ったのだが、その際に、何か見えてはいけないものが見えてしまったのよね。見なかった事にしていたのだが、この試合で、その謎が解明されてしまった。

 ・・・・・・・・で、だね。リング上では、いろいろな攻防があり、ゾンビアの鉄の爪で中牧も森谷さんも流血。さっきの幻の非グローブでのパンチは反則でも、ゾンビアの爪が反則にならないところが、国プロらしいわ。

 ゾンビアが場外に降りて、リング下からいきなり有刺鉄線ボードを取り出す。え〜、なんで、そんなものが、リング下にあるんだ〜、全然分からないぞ〜、ま、いっけど。で、ボード上ににサンダーファイヤーを放とうとした森谷さんだったが、あえなく返されてしまい、ボード上に落ちる。う〜みゅ。

 最後は、分断されてる内に、中牧がスカルバにラリアットでフォール勝ち。試合後、中牧マイク「いつも来てくれているファンのみなさん、ありがとうございます。次の最凶タッグで優勝して、本家の天龍・大仁田組を倒して新日に乗り込もう」みたいな壮大な事を言ってました。ほんま〜?

なんじゃ、スカルバ、そのポーズは? 何故か、リング下から有刺鉄線ボードが登場
サンダーファイヤーを狙ったが 逆に切り替えされてしまった
場外で森谷さんがやられてる間に 中牧がラリアットでフォール勝ち

 

 

セミ

△デビル、サタン(両者リングアウト)△コマンド1,シャドー

 シャドーは入場時にコマンド風のマスクを被って登場。しかし、開始早々マスクを取ってしまう。
 試合は、ヘルエン対決などが進むが、ヘルエン対決なので、戦ってる方も見てる方も区別が付かなくなってしまい、リング上混乱。コマンドも誰が味方か分からない様子。そんな中、レフェリーのアイアンマン曰く「分かってきた」との事。さすが、レフェリー、裁いている内に、ヘルエンの区別が付く様になったらしい。
 でも、結局最後は両リン(笑)。うひゃひゃひゃひゃ。
 そして、選手は全員、モルツを某氏から強奪して去っていったのだった。
入場時には、コマンドになりきっていたシャドウだったが・・・・ 3人からタッチを求められて困惑するコマンド。なんか1vs3みたいだ。
結局両リンでっす〜 モルツをせびられる某氏

 

 

 休憩。売店賑わうもあまり売れてはいなかったか?二瓶組長曰く、次回二瓶組のメインイベントは埠頭でゴングだとか、史上初の波止場デスマッチだとか。それは楽しみだわ。

 

 

メイン

○荒谷、鶴見(ムーンサルト)×マミー、スーパーコマンド

 スーパーさんは前より小さくなってたな。なぜ、さん付けなんだろう。それは謎だが、プロレス界の慣例みたいなもんだよね。
 え〜、試合は、淡々と進み、最後は、荒谷がパワーボムからムーンサルトでマミーを葬った。
 マミーは痙攣して心配されたが、スーパーさんの蘇生術によって復活。「ワンモア!」とスーパーさんは再選戦をアピール。一方の,五郎ちゃん&荒谷は次回の最凶タッグでの優勝を宣言していた。
フィニッシュ直前のパワーボム

 

 

 さて、次回茅ヶ崎大会の予告。オリンピアが流れる中参加チーム発表。五郎&荒谷組、中牧&ニセ大仁田組、マミー&Bマミー組、ヘルエン組、スカギザ組、コマンド&シャドー組、ロビン&荒井組・・・・あと、誰だっけ?とにかく全10チームとの事。本家最侠タッグを遥かに凌ぐ豪華メンバーだ。こりゃ、両リンが連発しそうだな(笑)。

 そして更に仰天発表。最凶タッグ終了後、茅ヶ崎青果市場でチャンコ大会が開催されるとの事。しかも、ドリンク、野菜持ち込み自由だとか。持ち込み自由ったって、会場には野菜がいっぱいあるだろう?しかも、会費3000円。高いよ〜。それに撤収後だから、会場は寒いぞ。さ、果たして参加者はいるんだろうか? 

 てな訳で、どうかね。試合自体、面白くはなかったが、決してつまらなくはなかった。試合が面白くなくても、どこかしらに、楽しめるところを探してしまうというか、無理矢理楽しんでしまうというか、そういう雰囲気が、国プロの会場にはある。っていうか、うちらだけが,いや、私だけがそう思ってるのかな?ま、いっけど。つー訳で、国際は外せませんよ。
 ちなみに、小さな反則にはうるさく、大きな反則には目をつぶるのが、国際スタイルらしいぞ、まさにそのとーり。