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2月8日 国際プロレスプロモーション
鶴見青果市場大会観戦記

 

 

 1時半頃に会場に入ると、練習の真っ只中。練習してるのは、主にDDTと二瓶組の若手。良く見ると、タノムサクが受け身の練習をしている。素晴らしい。ムエタイが受け身の練習とは、更に、ロープワークの練習もしてるタノムサク。やっぱ、ムエタイの基本は受け身とロープワークだね(^^;。しかも教えてるのは、ボクサーの鴨居。なんか、なにげに深いなぁ。
 すみの方では、原ちゃんと並木ちゃんが受け身の練習をしている。たまに、いい受け身もあるのだが、まだまだだね。でも、先月よりはだいぶ上手くなったみたいだ。
 話をしながら、試合開始を待ってると、菊澤選手がTシャツを売りにきた。R2WのTシャツで限定20枚だって。そういう事ならって訳で1枚購入。「後藤、Tシャツ着ちゃうぞ、この野郎!!」って言っちゃおうかな?
 観客は200人位かなぁ、あれ?東北在住の人のドッペルゲンガーがいるなぁ、気のせいかな(^^;?

 

第1試合 ○荒井(3分位 三所攻め)×佐野

 序盤から逆さ押さえこみやスクールボーイ等の返し技で攻め込む佐野だったが、カウント2止まり。そんな佐野に「高田道場!!」と言う野次が飛ぶ。その後、STO、ブレンバスター等を出して荒井が逆転。最後は、荒井が三所攻めでギブアップ勝ち(と言っても1箇所しか極ってなかったとの噂もあるが)。でも、毎回、荒井もこのポジションではもったいないなぁ。

 

第2試合 森谷、リベンジャー、毒ガスvsタノムサク、鴨居、組長

 当初はリベンジャーα、β組で、久々のバイオ軍復活って事だったのだが、リベンジャーαこと、森谷さんが、本名で闘う事に。βがバイオレンスリベンジャーになる事が発表された。
 毒ガスマスクVXは、なんと、ナイフを持って登場。「バタフライナイフか?」との野次も飛んだが、普通のカッターナイフだった。そして、ポケットからエアガンを取り出して撃ちだす。
 試合はいつもの通り、大荒れの展開。リベンジャーはノーザンライトスープレックスを見せたりして結構いい動き。正体不明だ。場外乱闘では、ダイアナも手を出したりして、なかなか盛り上がる。最後は、リベンジャー組が勝ったと思うのだけど、誰が決めてのかは見てなかった。試合終了後、組長が森谷さんに対して、ビッグファイヤー噴射。
▲今日もダイアナはセコンドに ▲リベンジャーとタノムサクの場外乱闘
▲ダイアナキックが炸裂!! ▲帰り際にエアガンを乱射する毒ガス

 

第3試合 JRFライオン、トウカイブシドーV3vs宇宙魔神シルバーX、シルバーXクローン

 う〜、どっちが勝ったんだったっけかなぁ?宇宙組が勝った様な気がするな。

 

第4試合 ○中野(パワーボムみたいな技)×市来

 いやぁ、名勝負数え歌ですねぇ。今年に入って4回目だ。なんか、女子プロレスの総会屋軍団が大挙して中野を応援。市来は、その総会屋の方を意識したファイトを展開。最後は、中野が、雪崩式の様なパワーボムの様な技で勝利。
▲市来の逆エビ ▲フィニッシュのパワーボム

 

第5試合 ○マミー、クローンマミー(パワースラム)×渡辺、ロビン

 ロビンとマミーが場外乱闘で路上に行こうとしたが、チケット売り場にいた五郎ちゃんに阻止されて脱出出来ず。
▲ジャスコに行こうとしたんだけどねぇ・・・・

 

  ここで、休憩。寒い〜。
 DDT売店ではいつもの様にTシャツを売る原ちゃんと並木ちゃん。2000円のTシャツに原ちゃんプリクラをセットで2500円で売ってたけど、売れたのだろうか(^^;? 

 

セミ ロス・コマンドスvsトウカイブシドーV3、ハーキュリーズ1号

 久々のコマンドス。入場時に敬礼。このカード、当初はハーキュリーズとファントム船越が組む予定だったのだが、怪我の為に欠場。残念、代わりにV3が出場。この日2試合目。
 10分が経過した頃に、ハーキュリーズとコマンドの1人が、場外乱闘、チケット売り場に五郎ちゃんがいないのをいい事に、駐車場へ。ちなみに、この鶴見青果市場というのは、ジャスコ駒岡店の駐車場ビルの1階。従って、外には、ジャスコ帰りのお客さんがいたりする。で、コマンドと1号が表に出た瞬間、家族連れとばったり。おばちゃん&子供もびっくり。
 で、駐車場を越えて、歩道にでた、コマンド&1号。しかし、信号は赤だ。それでも、ジャスコに行こうとするコマンド。車道に出て、手を挙げて走行中の車を止めようと試みたが、あまりにも通行量が多すぎる。でも、止まりかけた車の運転手はびっくりしていたらしい。そりゃそうだわな。普通に運転してたら、いきなりゲリラみたいなマスクマンが手を挙げて止めようとしたなんて、次の日に会社で話しても誰も信じてくれないだろう(笑)。
 結局、この日もジャスコには行けず。あぁ、近くて遠いジャスコ駒岡店その2。
 結局、歩道で乱闘して、そのまま、会場に戻って行った。しかし、ファンの意向を組んでジャスコに行こうとした、その心意気は十分に評価出来る。そんなコマンドに対して、「ありがとう」コールが送られていた。
 で、会場内に戻ってみると、ゴングが乱打されてたりして(^^;。あ〜、終わっちゃった。どっちが勝ったんだろう?
▲会場外に飛び出した2人。子供がキョトンとしている。 ▲ジャスコは目の前だ。でも、信号が赤だ。あぁ、駄目だ・・・ ▲会場に戻っていく2人。栗栖がいなくても、路上は出来るんだ。夢をありがとう!

 

メイン 鶴見、X vs 後藤、菊澤

 

 先に登場したのは後藤組。続いて、登場したのは五郎ちゃん組。始めに、セコンドの素顔のロビン、佐野、五郎ちゃん、そして荒井。う〜〜ん、誰がXなんだぁ。もしかして荒井??でも、荒井は違うって言ってるなぁ。Xはどうしたんだろう?なんて思ってると背後から、五郎ちゃんのマイクは聞こえてきた。

 「・・・Xは、探したんだけど、見つかりませんでした!

 おいおいおいおい(^^;、そ・・そう来たかぁ。これは、予想外の展開だぁ。そして、五郎ちゃんと後藤、菊澤のハンディキャップマッチとして試合開始。ちなみに、この試合はダブルチェーンデスマッチ。
 しかし、1vs2では当然、五郎ちゃんが不利。一方的にやられてしまっている。あぁ、五郎ちゃん、危ない。又しても負けてしまうのか?と思ってたら一人のマスクマンが、リングに走りこんできた。おぉ、アイアンハーキュリー1号だ!こいつは、骨があるぞ。てな訳で、カード変更。

▲当初は1対2のハンディキャップマッチだった。 ▲後藤の椅子攻撃が決まる。 ▲五郎ちゃん、ピンチ。しかし、そこへ駆けつけたのは、アイアンハーキュリー1号だ!

 

メイン ダブルチェーンデスマッチ
○鶴見、ハーキュリー1号(脱出KO)×菊澤、後藤

 

 ダブルチェーンデスマッチってのは、相手をKOすれば、チェーンを外す権利を得るというかなり変則的なデスマッチ。以前から、時折行われている試合形式にも関わらず、このルールはあまりファンにも浸透していない。それは、戦ってる後藤にしても同じこと。フォールは認められてないのに、フォールの体制にいったりするが、レフェリーのアイアンマンは認めない。
 しかし、結局、この試合のルール知ってるのは五郎ちゃんと西田レフェリーだけじゃないのか(^^;?
 試合は、後藤組のペース。一度は五郎ちゃんをKO(10カウント)して脱出の権利(チェーンの手錠の鍵を外す権利)を得たにも関わらず、その権利を行使しようとしない後藤。おそらく、ルールを把握してないのだろう。
その後、アクシデントで西田レフェリーがダウン。そこで、場外にいたジェントル高久レフェリーが急遽リングイン。一時的にレフェリー代行を勤めるが、フォールカウントを取ったりして、こちらもルールを把握していない。事前にルールの説明はしたのかな?
 で、後藤組の同士討ちを誘って五郎ちゃんが菊澤から10カウントダウンのKOを奪い、脱出の権利を取得。そして、さっさと手錠の鍵を外しにかかる五郎ちゃん。で、簡単に外して脱出KO勝ち・・・・・だ。ははははは。まぁ、作戦勝ちだな(笑)。
 勝ち誇って、さっさと帰って行く五郎ちゃん。残された後藤は、「なんだ、このルールは」とか「なんだこのチェーンは」なんて愚痴ってる。いや、まぁ、後藤の言うことは一理あるよ。私もルールよく分からないからさ(^^;。でも、負けは負けだ(^^;!つー訳で、敗れた後藤に対して、一部のファンが、「後藤もう来なくていいよ」「後藤、ありがとう、さようなら」更に、「それで〜は、チャッチャッチャッチャッお別〜れしま〜しょ」なんて歌を歌ってお別れしてる(^^;。まったく。
▲怒る後藤。確かにお前の言う事は正しい(笑)。でも、負けは負けなのさ。 ▲腹いせにアイアンマンを襲う後藤。

 

 負けた後藤はレフェリーに暴行。その後、誰もいなくなった後、寺坂リングアナが次回のカードを発表。おっ、今日の結果を受けて遺恨の決着戦か?と思って聞いていたら、

「次回定期戦でターザン後藤 対 アイアンハーキュリー1号、そして、IWAヘビー級選手権 鶴見五郎 対 デビル が決定致しました。」

 おいおいおいおい、後藤対ハーキュリーズは分かるよ。でも、五郎対デビルってのは、一体(^^;。今までの流れも何もあったもんぢゃないぞ。まぁ、いいけど。

 つー訳で、メインは予想通り外してましたが、その後のカード発表が唐突過ぎて笑ってしまった。ま、いつもの国プロの中では外れの部類になるけど、路上もあったし、五郎ちゃんも勝ったしで、なかなか楽しめました。やはり国プロはいいやね。