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10月8日 国際プロレスプロモーション
赤坂BLITZ大会観戦記

 

 赤坂の駅を降りて、看板に促されるまま長い長い階段を登るとすぐに赤坂BLITZはあった。でかい倉庫の様な外観。ダフ屋はいなかった。会場内には結構お客さんが大勢。しかも、今日登場するバンドは、若いファンが多いらしく、客層はTシャツ姿の若者(いわゆるNOWなヤング)が多い。私は会社帰りでスーツ姿だったのだが、スーツを着た、いかにもサラリーマン風の客って殆どいなかったので、ちと肩身が狭い。
 赤坂BLITZの中はかなりでかく、クラブチッタを横に2つくっつけた位の広さか?高さも3階建てのビル位あるので、相当に開放的な空間である。ステージも広い。ビールは500円で安い。リバーサイドプロレスと比べると雲泥の差だ(笑)。フロアーは後方に段差があって、なかなか見易い。そのフロアの中央にリングを置いて周りを鉄柵で囲んでいる。鉄柵の中に、本部席&実況席。
 6時半頃かな?それまでステージ上で楽器をセッティングしていたバンドが唐突に演奏開始。ライブの始まりだ。バンドはハードロック(でもないか)?、パンクじゃないよね。どういうジャンルなんだろう?とにかく、にぎやか(やかましいとも言う)演奏であったが、私はこういうの嫌いじゃない。

演奏中には、外人&水着のお姉ちゃん達5人(日本人もいたけど)が、リング上で踊り。というか、リズムに合わせて適当に踊ってた。4、5曲で、そのバンドの持ち時間はおしまい。演奏が終わるちょっと前に、伊藤こーへーリングアナと五郎ちゃん&アイアンマン西田レフェリーが登場。本部席に座って演奏が終わるのを待つ。

ライブ開始〜、リング上では、お姉ちゃんが踊って・・・ないな。

 

 演奏終了。ステージ上のライトが消え、すかさずゴングが打ち鳴らされて、リング上がパッと明るくなり第1試合の開始だ。なかなかいい演出だぞ。 試合結果はFBATLのMORIMORIさんの速報のフォーマットを参考にしました。

 

第1試合

○宇宙魔神シルバーX
宇宙魔神X
8分48秒
ダイビングラリアット→
片エビ固め
ザ・マミー
×デモニオ・ウノ

 

 さっきまで踊っていたお姉ちゃんの一人が、対戦カードを持った大きな板を持ってリング上をぐるぐる回る。ラウンドガールならぬ、プラカードガールとでも言おうか?でも、ちょっとMAYA系の顔だったなぁ。
 この日の会場には入場通路なんてものは無く、選手は客をかきわけながら登場。デモニオはまたしても泣きながら登場。どうやら、泣き癖が付いてしまったらしい。 試合の方は、まぁ、普通の試合だったな。心配していた、お客の反応も上々。最後は、Xが押さえたデモニオにシルバーXがダイビングラリアット。私やてっきり同士討ちになると思っていたら、すんなり決まりそのままデモニオがフォール負け。負けてまたしても、デモニオはリング上で泣いてしまう。会場からは「弱いぞォ」との野次も。
▲入場時から泣いているデモニオ ▲赤いライトの中で怪奇派なんて怪しすぎる。 ▲敗れて泣くデモニオ

 

 しかし、そんな野次をかき消すかの様に、試合終了と同時にリング上の照明が落とされ、次のバンドのライブへと雪崩込んでいくのだった。
 2つ目のバンドの演奏が終わったら、続いて第2試合。

 

第2試合

○市来貴代子(10分05秒 ヒザ十字固め)×ミサ岡田

 

 先に登場したミサ。今日の十字架はやたら小さい。なんか、以前どこかの会場でファンが持っていた十字架に似てるぞ(笑)。
 このカード実は4回目とあって、お互いに手の内が研究されてると言った感じ。ミサのパワーボムはウラカンラナで切り替えされるし、市来の顔面へのニードロップはミサが見切ってかわす。最後は、市来が意表を突いたヒザ十字固めをミサに決めてギブアップ勝ち。さすがGAEA帰りだ>市来。

 

▲試合を告げるお姉ちゃん。ちょっとMAYA似? ▲今日の十字架はやたら小さいぞ。 ▲ミサの腕を攻める市来。 ▲解説は五郎ちゃんでお送りしております。
▲顔面へのニーを狙ったが、かわされてしまう。 ▲パワーボムはウラカンラナで切り替えす。 ▲フィニッシュのヒサ十字固め。 ▲ミサを見おろす市来。何かが変わったのか?

 

その2に続く。