4月6日 IWA格闘志塾
茅ヶ崎青果市場大会観戦記

目次に戻る


今日は、第2回世界最凶シングルトーナメント。1時40分頃に会場に到着。リング上では、渡辺、佐々木、雷王、松崎、奥村の5人が練習中。なんで石川一家の2人が参加しているのかは置いといて・・・なかなか熱の入った練習は、まるで、初期の新日の様だった。
写真は、雨の茅ヶ崎青果市場。五郎ちゃんの興行で雨が降ったのは珍しい。とは言え、いつも屋根付会場なので影響はないのだが。
で、例の如く、20分程遅れて試合開始。カードに変更があって、スモーボーイ改めスモウマンが登場との事。え〜っ、スモーボーイ楽しみだったのになぁ。ま、いっか。

第1試合 ○渡辺宏志(7分位 片羽締め)×佐々木貢

いわゆるグラウンド中心、これぞランカシャーレスリングといったところか?お互い腕を取ったり、足を取ったりしての間接技(技の名前知らないんだよぉ)の攻防が多かった。最後は、キャプチュードから、片羽締めに移行して、渡辺がギブアップ勝ち。いやぁ、なんか無我を見ているかの様だ。写真は手四つの態勢。右が渡辺、左が佐々木。

第2試合 △真・ギルギルガン、覆面番長(13分位 両者リングアウト)△スモウマン、トウカイブシドーX


要するに、パンフでは毒ガスマスクになっていて、カード発表時のアナウンスでは、真・毒ガスマスクになって、それがコール時には、真・ギルギルガンになったって事らしい。まぁ、こうなったら、真毒ガスだろうが、真ギルギルだろうが、真プリズナーだろうが、真神田川MAXだろうが、真地獄ソルジャーだろうがなんでもいいやね、確かに。
覆面番長は、入場時に学ランを脱ぐと、その下には赤いDDTTシャツを着ている。何故、番長がDDTTシャツを着ているんだ。番長とDDTってなんの関係もないはずなのに。どうなっているんだろう?。しかし、そんな事を考えている暇は無かった。番長の後ろから入ってきた真・ギルギルガンは左手になにやら小さいものを持って振り回しながら入場してくる。よ〜く見ると、それは、卓球のラケットだ。ラケットを持って素振りしながら入場してくるギルギル。素晴らしい。客席を蹴散らしながら、一心不乱に素振りをしている。最高だぁ。

で・・・・・試合は、両者リングアウトね。

試合終了後、番長とギルギルが仲間割れ。ギルギルが卓球のラケットで番長に襲い掛かる。スマッシュや、バックハンドの態勢で番長を殴るギルギル。ひゃひゃひゃ。いいなぁ、素晴らしいなぁ。本当に。

ここで、ロビンと渡辺による、プロレス教室。

第3試合 世界最凶シングルトーナメント1回戦
○サタン(2分位 合体ニードロップから)×シルバーX

ヘルスエンジェルスは、サタンとデーモンの2人揃って、入場。当然、場外に落ちると、抱き合ってくるくる回って入れ替わる(写真左)。それを見ていたシルバーが怒って、西田レフェリーを突き飛ばす。場外でダウンする西田レフェリー。その間に、エンジェルスがツープラトンのダイビングニードロップをシルバーに見舞う。そこへ、蘇生した西田レフェリーがカウント3を入れる。試合後勝ち誇ったエンジェルスは肩を震わせて笑う笑う(写真右)。今日はいつもより、かなり多く笑っていた。

第4試合 世界最凶シングルトーナメント1回戦
○アイアンハーキュリー1号(2分位 パワースラムから)×デモニオウノ

デモニオウノは、傘をさしながらの入場。いいぞぉ。試合の方は、さーーーて??どうだったっけ?とにかく、デモニオが2分足らずで負け。
傘をさして、左手を目にあてて泣きながら帰って行くデモニオ。こないだのサイン事件と言い、妙に愛くるしいキャラクターになってきたなぁ。ベビーフェース転向も近いか?

第5試合 世界最凶シングルトーナメント1回戦
○レッド・マミー(4分位 パイルドライバーから)×ザ・マミー

今日のレッド・マミーは、でかい。やはり、もう初代の様なスリムな体型には戻れないのね。え〜〜っと、試合は、途中にレッドが秘薬を使おうとしたが、雨のために湿気っていたせいか、不発。そして、最後はパイルドライバーであっさり、レッドが勝利。ここまでは、完全決着が多いなぁ。こんな筈では・・
写真は、秘薬をマミーに投げつけたレッド・マミー(不発だったが)。

第6試合 世界最凶シングルトーナメント1回戦
△ゾンビア・ウノ(3分 ノーコンテスト)△鶴見五郎


ゾンビアは、ウノでした。以前は、ゾンビア・ワンと言う呼び方だったのだが、約1年振りに復活してみると、ウノになっていた。これは、おそらく、1年間さまよっている間に国籍がアメリカからメキシコに変わったため、呼び名がス
ペイン語読みになったのだろう。
で、ゾンビアはちょっとコスチュームをリニューアル。右手の爪は相変わらずだが、マスクがちょびっと変わっていた。さて、試合は、前の試合を終えたばかりの、ザ・マミーが鶴見五郎の入場を待ち伏せ(写真左)。鶴見が入場してきた際に、野菜を入れる籠を手にして鶴見を襲う(写真中)。そのまま、鶴見、マミー、ゾンビアの三つ巴の様相で試合は進む(写真右)。ゾンビアとマミーの連携で反則が取られるかと思ったが、なんと、五郎ちゃんも、西田レ
フェリーに暴行をはたらく。再び受難の西田レフェリー。結局、両者反則って事でノーコンテストの裁定が。それにしても、前回の大津といい、五郎ちゃんはレフェリーに反則をはたらく事が多くなったなぁ。

第7試合 世界最凶シングルトーナメント準決勝
○アイアンハーキュリー1号(リングアウト)×サタン

サタンのセコンドにはデーモン。アイアンハーキュリーのセコンドには、五郎ちゃんと、何故か、シルバーX。試合開始早々、場外で大乱闘に。しかし、ハーキュリー1号だけが、リング上にカムバック。その後、ヘルスエンジェルスは試合に無関係の五郎ちゃん&シルバーと延々乱闘。そのまま、場外カウントはしっかり数えられ、結局、サタンのリングアウト負け。いいのかぁ、こんな決着で。まじめなファンが見たら怒るぞぉ・・・まぁ、私はいいけど。試合後、負けても肩を震わせて笑うヘルスエンジェルス。今日は笑いまくりだったな。

第8試合 △ウルトラマン・ロビン(ノーコンテスト)△ブラック・ブラスター

ブラスターのセコンドには最初っから、ダダ2000が。、ロビンの「ディスティニー!!」と同時にダダ2000が乱入し、ロビンに襲い掛かる。その時だった・・・
キャキャキャキャとタイヤの鳴る大きな音が会場の奥の方で響き渡った。よく見ると、1台のベンツが会場内に突っ込んできている。そのドアを開けて出てきたのは、なんと、二瓶組長と、マスク・ド・ファルコンだ!!
そのまま、2人はリング上に乱入して、ロビンと、渡辺に襲い掛かる。凄ぇ。組長がマイクで「名古屋行ってやるよ!!」その後、ベンツに乗って、去っていく組長。かっこいい。しかし、乱入は数あれど、車で乗り付ける乱入って初めて見たなぁ。

第9試合 世界最凶シングルトーナメント決勝
○レッド・マミー(足四の字)×アイアンハーキュリー1号

アイアンハーキュリーのセコンドには、シルバーXと宇宙魔神Xが。共闘し
たのかな?それにしても、この試合は6分ちょっとだったのだけど、この時間を長く感じてしまう私って・・・・いったい。
最後は、足四の字だったのね。よく見えなかったけど。
試合終了直後(前だったかな?)に、シルバーや魔神が入り乱れての大乱闘もリング上で繰り広げられていた。こんな時に、事態を収拾するのは、コミッショナーである、五郎ちゃんしかいない!!と思って、五郎ちゃんを探したが、撤収中(写真右下)だった。
いやいや〜、なんかやっぱし、五郎ちゃんはいいよねぇ。今や、トーナメントでは常識と化している両者失格もあったし。短時間決着で客を飽きさせないし。ヘルスエンジェルスはケタケタ笑うし(^^;)。組長はベンツで乱入するし。
でも、ギルギルの卓球攻撃にはまいった。プロレスが究極の進化を遂げると卓球にたどり着くものなんだなぁ。卓球は凄すぎる。とにかく、毎回毎回、我々の予想を上回る展開を見せてくれるIWA格闘志塾。次回も見逃せませんな。